10代という若さでありながら平成31年全日本選抜柔道体重別選手権大会で見事に3連覇を果たし、世界柔道選手権2019東京大会女子78kg超級で優勝を果たした素根輝選手。
素根輝選手は7歳の時から父や兄弟の影響で柔道を始め、小学6年生ですでに全国大会優勝を果たしました。
恵まれたパワー、技のキレ、スタミナを武器に世界へと羽ばたいた素根輝選手。
その偉業を成し遂げた素根輝選手を育て上げた環境とは、いったいどんなものだったのでしょうか。
今回の記事は、そんな素根輝選手を支える家族についてまとめてみました。
素根輝選手のプロフィール
名前:素根輝(そねあきら)
生年月日:2000年7月9日(19歳)
出身地:福岡県久留米市
身長:163cm
血液型:A型
高校:久留米市立南筑高等学校
大学:環太平洋大学
素根輝選手の名前はご両親が「世界で活躍する人になってもらいたい」との想いで名付けたようですね。
それを体現してしまう素根輝選手もどれほどの努力を積み重ねたのでしょうか。
また普段は穏やかな性格ですが、ひとたび喧嘩になると兄弟相手にシャツを引っ張り合う大喧嘩になるなど負けん気の強さも彼女の偉業を担う一端となったのでしょう。
福岡県出身の素根輝選手ですが、身長が163cmとスポーツ選手としては必ずしも恵まれた体系とは言えないのではないでしょうか。
それでも大きな相手にも負けない彼女の秘密は、一体どこにあったのでしょうか。
素根輝(そねあきら)の家族構成は?何人兄弟?
素根輝選手の兄弟は本人を含めて5人います。
姉、兄、兄、兄、素根選手の構成になります。
つまり末っ子になるわけですね。
ちなみに、2人目と3人目のお兄ちゃんは双子のようです。
父、母、と合わせて7人家族になります。
素根輝の兄(素根勝)の職業や経歴は?
素根家の長男である素根勝(そねまさる)さんは2020年現在で24歳になります。
地元福岡県立南筑高等学校に在学中柔道を続け、卒業後は福岡医療専門学校へと進学しています。
専門学校で柔道整復師を取得した後、妹をサポートすべく素根輝選手が在住する岡山県へ移住します。
そこで岡山市内の整骨院で働きつつ素根輝選手をサポートするという二足の草鞋を履く生活をしているわけです。
素根輝選手と兄の素根勝さんは身長や体重がほぼ同じ体格であるようです。
そのため素根輝選手の練習の相手としては最適なようで、素根輝選手が納得するまで何度も練習相手となっているようです。
「絶対に勝って帰ってこようと思った。お兄ちゃんのためにも優勝したかった」
出典元:西日本スポーツ
素根輝さんの豊富な練習量は兄の素根勝さんの協力が必要不可欠で、柔道整復師としての関りもさることながら正に素根輝さんの心・技・体を支えるパートナーとしての役割を担っているといえます。
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そんな勝さんは2018年に可愛らしい奥さんと結婚し、同11月にはかわいい娘さんも生まれています。
素根輝の兄(素根大誠)は柔道が強い?
素根輝選手の2歳年上の兄である素根大誠(そねたいせい)さんは、2010年に行われたスポーツひのまるキッズ九州小学生大会小学6年生の部門で第3位入賞を果たしているようです。
恐るべきはDNA、ということなのでしょうか。
同大会で素根輝選手は4年生の部優勝を果たしており、更には大会最優秀選手にも選ばれています。
この結果だけみても、地域ではちょっとした有名人兄弟になれるのでは無いでしょうか。
素根勝さんや素根輝選手と同じで福岡県立南筑高等学校の柔道部に所属されていました。
Twitterでは主に友人と楽しそうに食事をする様子がアップロードされています。
1998年生まれなので、2020年現在は21歳の大学生のようですね。
素根輝選手の兄(素根健誠)は柔道経験者?
素根大誠さんと同じ大会、同じ学年で素根健誠(そねけんせい)さんも第5位と健闘しています。
大誠さんとは双子の兄弟のようですね。
素根輝選手とシャツの引っ張り合いの大喧嘩をした、という話は双子の大誠さんか健誠さんとの噂です。
きっと素根輝選手と同じように負けん気の強い兄弟なのでしょうね。
素根大誠と一緒に、福岡県立南筑高等学校の柔道部に所属されていました。
1998年生まれで、2020年現在21歳の大学生です。
素根輝の姉はどんな人?顔画像ある?
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詳しい情報は残念ながら出てきませんでしたが、美人のお姉さんとの写真が素根輝選手のInstagramに投稿されていました。
可愛らしいわんこと一緒に写っています。
フォロワーのコメントにもあるように2人の母である美香さんに激似です。
素根輝の父親(素根行雄)は柔道経験者?職業は?
素根輝さんの父は、素根行雄(そねゆきお)さんです。
2020年現在58歳になります。
素根行雄さんは、柳川高等学校で柔道ををやっていたようです。
その経験から、素根輝選手ら兄弟に英才教育を施したのでしょう。
身長があまり高くなかった素根行雄さんは娘である素根輝選手も小柄な選手になることを予想し、まだ柔道を始めたばかりだった素根輝選手に背負い投げを教えたそうです。
その後の北九州市で行われた西日本少年大会(個人戦女子小学1年の部)で3位入賞した、そのすべてで背負い投げで勝ち上がっていったという逸話からも先見の明があったのだと言わざるを得ないでしょう。
また、逸話として柔道着に重りを付けた練習を素根輝さんに実行させています。
その結果が着実に結果に繋がっている様子を見ても、指導熱心でいわゆる「柔道バカ」な一面もあるようです。
「将来は軽量級になる。だから担ぎ技が必要になると、背負い投げや体落としも教えた。だけど、ほとんど一本背負いだけで勝った」
軽量級という予想は外れているようですが、その教えは今の素根輝選手に残っているようです。
今でも体落としが得意技ですね。
一方「自分は指導者として厳しき接してきた、だから自分に言えないことは妻に相談している。柔道以外のことでは何も言ってこなかったけど、厳しすぎたかなあ」と自分の行いを悔やむ様子も見られています。
結果的に世界で活躍する選手を育て上げた父にも、推し量ることができない苦悩があったのでしょう。
そんな父親である素根行雄さんは美容室を自営しており、その一室を改装してトレーニング場を設けます。
素根行雄さんは素根輝選手ら兄弟に「三倍努力」と座右の銘を言い聞かせており、「同じことをしても勝てない2倍3倍練習しないと勝てんよ」と指導しました。
素根輝選手はその教えを素直に守り遅いときには夜中23時頃まで練習に明け暮れたこともあるという。
素根輝の母親(素根美香)はどんな人?職業は?
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素根輝さんの母は、素根美香(そねみか)さんです。
素根美香さんを調べていくと、まさに優しい母親像が思い起こされます。
「社会人になったらお給料をもらう。より結果がすべてになる。もし勝てなくなると重圧を感じてしまうので、少し楽な気持ちで五輪を目指してほしい」
出典元:西日本スポーツ
この想いで少しでも素根輝選手が柔道を負担に感じないよう寄り添っているようです。
現在は素根輝選手と同じ家に同居し、生活面のフォローや心理面でも素根輝選手の支えとなっているのでしょう。