YouTubeでのトーク番組で、あのひろゆきさんとの共演も話題の成田悠輔(なりたゆうすけ)さん。
イェール大学の助教授、東京大学首席卒業という超エリートな肩書きを持っています。
そんな優秀な成田さんの両親や兄弟も、同じようにエリートというイメージを持っている方が多いようです。
そこで今回は、成田悠輔さんの
- 家族構成
- 父親の学歴・職業
- 母親の学歴・職業
- 弟(成田修造)の学歴・職業
についてまとめました。
成田先生の著書
成田悠輔の家族構成は?両親と弟について!
成田悠輔さんの家族構成は、ご両親と弟さんが1人の4人家族です。
東京都の北区の出身で、共働きのご両親の下で育ったようです。
成田さんと同じく、実は弟さんも有名人です。
成田修造(なりたしゅうぞう)さんといい、大企業の副社長を勤める程の人物なんです。
そんな優秀な兄弟を育て上げたご両親なので、どんな家庭環境なのか気になりますよね。
幼い頃からハイレベルな教育を受けていたのかと思いきや、家庭環境は決して穏やかなものではなかったそうです。
「少年時代の記憶は曖昧」と語るが、小学生の頃、プレハブ小屋のようなアパートに住んでいたことはよく覚えている。父は半分「プー太郎」状態で母が働いており、狭いワンルームに一家4人。母が夜な夜な大泣きしながら父をなじっていた記憶がある。「特にドラマがあったというより安定してダメな家庭」だったが、当時はその環境しか知らないため特に悲惨だという認識もなく自然に受け入れていたという。
出典:NIKKEI STYLEキャリア
4人家族でワンルームのアパートで、決して裕福とは言えない家庭だったようですね。
教育熱心なご両親の下、何不自由なく育ったというわけではなさそうです。
当時の出来事を弟の修造さんもこう振り返っています。
中学二年のときに父親が失踪してしまうという経験をしました。共働きだったのですが、突然、半分以上の収入がなくなり、片親になったことで私の人生も変わりました。離婚、自己破産、自宅の売却。さらに母親がノイローゼに。
出典:エグゼクティブキャリア総研
学生時代から壮絶な経験をしていることがわかりますね。
この出来事があってから、成田さんは修造さんとお2人で暮らしていたそうです。
優秀な成田さんがそばにいたからこそ、修造さんに与えた影響も大きいようですよ。
そんな家庭環境で私は
— 成田修造(Shuzo Narita) (@shuzonarita) December 18, 2021
・天性の知能なく受験も微妙でバスケ/スポーツにはまる
・親の失踪後、兄の影響で東大授業や知識人の講演、深夜映画鑑賞や音楽などに傾倒
・大学で自分が研究をやる道ではなく逆張りでビジネスを調べ起業家という生き方を発見
結果、文化/研究/体育会/起業の交差点が目標にw
2人暮らしをしている期間に、兄の成田さんが東京大学に合格しています。
成田さんの学歴について↓
その東大も首席で卒業したことで、兄を真似しても敵わないと感じビジネスの道へ進んだそうです。
複雑な家庭環境下でありながら、兄弟どちらもその道で大成しているのは素晴らしいですよね!
成田悠輔の父親は高学歴?職業は?
成田さんの学生時代の家庭環境が良いものではなかったのは、お父様の影響が大きかったようです。
お父様について、こう語っています。
「父はもともと文学青年だったようですが、社会人として生活していく最低限の筋力がないタイプの人。特にしょうもなかったのは酒癖と借金です。マージャン好きで、ことあるごとに負けて借金を作り、それが雪だるま式に膨らんでいました。
出典:NIKKEI STYLEキャリア
もともと文学青年だったとのことですが、お父様の学歴を見ても優秀なんだと分かります。
お父様の出身校は
- 麻生中学校(男子校・偏差値76)
- 麻布高校(男子校・偏差値76)
- 早稲田大学(偏差値63〜70)
と高学歴だったようです。
成田さんのお父様は麻布中学・高校時代、「成田だけは危険人物」というように周囲から思われていたそうです。
なんだか、成田悠輔さんのお父さんだな〜という気がしますよね。
さらに、成田さんと学歴も似ています。
ただ、成田さんのお父様は早稲田大学に合格したものの、大学に通っておられなかったそうです。
そのほか、お父様は
- 学生運動に関わっていた
- 小林秀雄(批評家)が亡くなったときに涙を流した
といったインテリな面が見えるエピソードをお持ちのようです。
職業については、お母様の実家の会社で働かせてもらっていた時期もあったそうです。
しかし、お母様の実家の会社でトラブルか何かがあり、別の仕事をすることに。
その後、あるベンチャー企業に勤めていたことがわかりました。
父がフラフラしながらも勤めていた中小企業が偶然時代の波に乗って急成長し、一部上場企業になったが、それが成田家にはマイナスに働いた。「上場企業勤務」として与信枠が広がったために、父の借金の額が一気に膨らんだのだ。
出典:NIKKEI STYLEキャリア
そのベンチャー企業が上場したことにより、与信枠が広がったことで、ローンを借りてマイホームを買ったそうです。
この家を購入してからわずか1年後に、ご両親はその後離婚し、お父様はそのまま失踪を遂げたようです。
借金を残し…。
聞けば聞くほど、壮絶な人生ですよね。
その後のお父様との関係は明らかになっていませんが、成田さんへはどんな影響を与えたのでしょうか?
もともと文学青年だったお父様なので家に本がたくさんあり、その本を成田さんが読んでいたかもしれませんね。
そこから様々な知識をつけるきっかけにはなったのではないでしょうか?
またこちらの動画(14:56~)でも、お父様の影響について質問されていました。
お父様の家族を困らせてしまった趣味については、成田さんにはあまり影響がないようですね。
良い部分だけを吸収した結果が、学業で成功する一つの要素になったのだと感じます。
こちらの動画(5分32秒〜)お母様はお父様にめちゃくちゃ惚れていたそうです。
お父様の見た目は全くイケメンではなかったと、修造さんはおしゃっていますが…、自分の親をイケメンだとはいいませんよね。
ただ、成田兄弟と同じくお父様も身長が180cm以上あったそうですから、モテそうですよね。
しかも、
- 知的で思想家
- 不気味で哲学者みたいな雰囲気
- 成田兄弟がイケボであることを考えるとお父様もイケボ
ということを考慮すると、ダメ男でも惚れてしまうのも無理はありませんよね。
成田さんのお父様は2022年で64歳ということです。
成田さんのお父様は現在も行方不明で、失踪してから成田兄弟は会ってもいないし、探そうともされていません。
どうやって、どこで生きているか謎のままのようです。
成田悠輔の母親は高学歴?職業は?
夫である成田さんのお父様が不安定な状態だったため、家計を支えるためお母様も仕事をしていたようです。
成田兄弟が今それぞれの道で大成しているのは、お母様の努力があったからこそに感じます。
母のたっての希望で受験した私立男子校御三家の一つ、麻布中学(東京・港)に合格。母は苦しい家計の中から授業料をひねり出した。
出典:NIKKEI STYLEキャリア
苦しい家計の中でも成田さんの才能に気付き、その才能を伸ばすために動いてくれていたのでしょう。
お母様の学歴についても言及されていませんが、子どもの教育については熱心だったようですね。
短大・大学のどちらかは出ているのかもしれません。
お母様の仕事については、弟の修造さんがこんなツイートをしていました。
母(61歳/都内在住/障害者/独り身/仕事あり/孫あり)と話してて
— 成田修造(Shuzo Narita) (@shuzonarita) September 29, 2018
*仕事と育児以外に生き甲斐がなく生きてきた
*楽しい仕事が少なくなり子供も巣立つと、一気に生きる意味を見失う
みたいな話が重大な課題に感じる
これからの100年時代
1.仕事
2.家庭
以外に第3の居場所を作る必要がある気がする
「仕事が生きがい」という程懸命にお仕事をされてきたようです。
このツイートの2018年当時では61歳とのことなので、2022年現在65歳になる年齢であることもわかります。
61歳でまだ仕事を続けられているとのことなので、手に職があるタイプの業種でしょうか?
看護師、介護士、美容師などが候補として挙げられますが、昔は有名なジュエリー会社で働いておられたようです。
現在も宝石関係のお仕事をされている可能性は高いですよね。
お父様が失踪してしまったことで、精神的に不安定な状態になってしまったようです。
さらにその後、ストレスからくも膜下出血で倒れてしまったといいます。
お母様も波瀾万丈な人生を送っておられますよね。
今までの苦労は計り知れないものがありますね。
成田悠輔の祖父、祖母も優秀?母方の実家が凄い!
成田悠輔のおじいちゃんとおばあちゃんの話もきくと、かなり優秀だった雰囲気が漂っています。
おじいちゃんは『巨人の星』の星一徹のようなちゃぶ台返しもある厳格な方のようです。
成田さんの母方の実家は、バングラデシュで事業をされていました。
全くどんな業種の会社なのか想像できませんよね。
一時期、成田さんのお父様もこのバングラデシュの事業に携わっていたみたいです。
こうみると、成田兄弟の企業家としての血は母方のおじいちゃんから受け継いだもののように感じてしまいますよね。
成田悠輔の弟(成田修造)も優秀!学歴や職業は?
弟の成田修造さんは慶応大学経済学部の出身です。
兄の悠輔さん同様とても優秀なのがわかりますね。
子どもの頃はとにかくやんちゃで活発、スポーツが大好きな子どもだったようです。
しかし、お父様の失踪をはじめとする環境の変化があり、人生の転機を迎えたとのこと。
そのような過程を経て、自分のなかで自立心が急速に芽生え、これはまずいということで色々な勉強をしはじめました。多角的な視点でインプットするだけでなく、物事をより広く深く考えるようになっていき、単純な勉強ではなく、哲学やアート、あるいは大学での授業に潜ったりして、自分自身を見直しつつ、学んでいましたね。
出典:エグゼクティブキャリア総研
勉強を始めたのは環境の変化がきっかけですが、勉強の方法も普通のやり方とは一味違いますね。
東大出身のお兄さん同様、慶応大学というトップクラスの大学出身の修造さん。
大学受験を1つのゲームとしてとらえていたので、全く苦ではなく楽しかったそうです。
こちらの動画(9:59~)で大学受験を振り返っています。
この考え方は兄の悠輔さんも全く同じことを発言していましたので、兄弟で似ている点ですね。
現在の修造さんの職業は株式会社クラウドワークスの副社長です。
このクラウドワークスという会社には大学在学中から関わっていて、25歳という若さで副社長に就任したそうですよ。
大学在学中もビジネスに関するサークルに所属していて、その道を目指すことに決めたようです。
大学に通いながら企業で働いた経験もあるそうなので、ビジネスに関する意識がかなり高かったのがわかりますね。
とはいえ、最初から上手くいったわけではないそうです。
修造さんは20歳のときに学生起業をし、アートや音楽が好きな人が集まる『アトコレ』というコミュニティサイトを運営されていました。
しかし、なかなかヒットしなかったため、このままじゃ上手くいかないと思い1年でやめてしまったそう。
そして、今のクラウドワークスを立ち上げることになったようです。
この決断力が優秀な起業家という気がしますよね。
兄の悠輔さんともSNSをフォローし合ったりと関係も良好なようなので、いつかお2人の共演も見てみたいですよね!
成田悠輔さんに興味のある方は
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