2019年3月21日に世界的に有名な野球選手、イチローこと鈴木一朗(すずきいちろう)さんが引退されるとの発表がありました。
最低50歳まで現役まで頑張りたいということでしたが、平成最後に引退することを選ばれたようです、
今回はイチロー引退の理由と今後の活動について予想してみました。
イチロー引退の理由は視力の衰え?
幼少期から動体視力を鍛えていた
イチロー選手の驚異的な特徴として「動体視力」があります。
幼少期から、車に乗っているときに別の車のナンバーを見て、足し算やかけ算などをして遊んでいたそうです。
そういった遊びのおかげで、並外れた動体視力を手に入れたと言われています。
イチローのヒットの秘密
動体視力がヒットにどうつながるのでしょうか?
2014年の記事で元オリックス二軍打撃コーチの河村健一郎氏は次のようにおっしゃっています。
「私から見れば、イチローにあってほかの打者にないものは、どんな変化球にもタイミングを合わせられる能力だと思っています。普通の打者にはタイミングが3つしかないが、イチローには5つある―私はこんな表現をよく使います。
出典元:ニコニコチャンネル スポーツ
つまり、多くの選手がヒットにできないボールであっても、イチローはそのボールにタイミングを合わせてヒットにできるということです。
動体視力がいいということは、ボールをとらえる力が大きいということです。
だから、様々なボールにタイミングを合わせるという技術を磨くことができたのだと思います。
イチローは視力がよくない
イチローが現役で活躍されていたときも、イチローの視力は1.0を下回っていたそうです。
野球選手は通常1.5以上の視力が必要なのですが、イチロー選手は視力1.0以下でも年齢を重ねても活躍され続けていました。
で長期間活躍できた理由が、目(眼)の使い方だったのです。
オリックス・バッファローズをはじめとしたプロ野球選手の眼の検査を行い、眼の使い方・見方を指導されてきた田村知則さんによると、
「イチロー選手はどういう眼の使い方、見方をすれば、身体の反応につながっていくのかを意識していました。たとえば、ボテボテのゴロを打ってしまったときに、ボールの見え方の感覚が身体とマッチしていたのかどうかに重きを置いて振り返っていたのです」
「『眼と身体、そして、心のつなぎ方が重要だ』と探求心を持っていました。その感覚をずっと持っているから、眼の使い方、ボールの見方が磨かれた。だから、視力が少々低くても反応できました」出典元:NEWS PICKS
つまり、視力が1.0とか2.0とかそういう話ではなくて、眼の使い方が重量だということです。
だから、視力の低下というよりかは、動体視力の低下がボールを打てなくなった原因だと私は思います。
ボールを捉える眼と身体の感覚を合わせる技術で長期に渡り活躍されてきましたが、
その眼(動体視力)自体の低下があったため、最盛期のようにヒットを量産できないようになったということだと思います。
イチロー引退の理由は動体視力の衰え
ということで、私はイチローが引退する理由は、「動体視力の衰え」によりヒットを打てなくなったことだと予想します。
つまり、バッティングの衰えがイチロー引退の理由です。
イチローの身体的には引退はなかった
引退3日で四十肩レーザービーム
こちらの動画は2019年3月18日の読売ジャイアンツVSシアトル・マリナーズの試合です。
引退の3日前で45歳のイチロー選手のプレイ「レイザービーム」を見せつけます。
ライトフライをキャッチして、それをサードに向かってノーバンドで送球しています。
しかも、精密機械か!と言いたくなるくらいの抜群のコントロール力です。
これが…四十肩か…。
正直この動画を見たときは、イチローが引退するなんて全く思ってもいませんでした。
引退の理由は走塁や守備ではないということですね。
引退は気持ちの問題?
イチローは2018年5月に年内の試合に出場せずに、マリナーズの球団の会長付特別補佐に就任されました。
このときから、イチローは引退かとささやかれていました。
一方でイチロー本人は最低でも50歳まで現役で続けるとおっしゃっていました。
だから、気持ちの問題ではなかったのだと思います。
イチロー引退は昨年に決まっていた
5月に決まっていた?
ニューヨークに行ったときから、常に引退というか「クビ」になることを頭によぎっていたそうです。
また、昨年の5月に引退は決まっていたと言われています。
かつて、「現役は最低でも50歳まで」と言って憚らなかったイチローだが、球団の要請に納得できたのか。
「当初はメジャー契約での現役に拘わっていたが、イチローを獲得する球団は皆無だった。そこで球団は、『フロントに入り、チームに帯同して若手に助言してほしい。来年以降の復帰の可能性はある。これは誰もやったことがない。その前例のないことに挑戦してほしい』と熱く訴えた。彼はこの言葉にプライドをくすぐられた」(メジャー担当記者)
だが、球団の本音はこうだ。
「米国本土より1週間程度早い海外での開幕の場合、特例としてメジャー登録枠が25人から28人に拡大されるのが一般的。来年マリナーズは、その条件にあてはまる日本での開幕戦がある。それがイチローの “引退セレモニー” になるといわれ、そこで球団はひと儲けを目論んでいる」(同前)
出典元:Smart FLASH
イチローももしかすると、球団の意図を読みとった上での、マリナーズの球団の会長付特別補佐就任だったのかもしれません。
会見で語ったイチローの引退理由
イチローの引退会見では、2018年に試合に出場できないことが決まったこの時期に、クビになってもおかしくはなかったとおっしゃっています。
また、引退を決めた理由を引退会見では、「マリナーズ以外には行く気持ちがなかったことは大きい」とおっしゃっていました。
だから、イチローの選手人生はマリナーズで終わることは決まっていたのでしょうね。
イチロー引退後は監督になる⁇
高校野球監督の可能性は?
2013年からは「NPBプロ研修会」と「学生野球研修会」の2つの研修会を受け、日本学生野球協会からの承認を得ることができれば、学生野球の指導者となれることになった。
(中略)
この研修会というのは3日間連続で行われます。ちなみに「有料」です。初日が日本プロ野球機構による「NPB研修会」で、2日目・3日目がアマ主導による「学生研修会」。このプロ・アマ2つの研修会を修了し、公益財団法人日本学生協会の審査を経ると、晴れて学生を指導することが可能になるのです。
元プロ野球選手が高校野球の監督になるには、「NPBプロ研修会(プロ研修会)」と「学生野球研修会(アマ研修会)を3日間受ければよいそうです。
なので、イチローが高校野球の監督になることは現実的には可能であるということですね。
ちなみに、イチローの出身高校は「愛知工業大学名電高等学校」です。
もしかすると、母校に戻って「愛知工業大学名電高等学校」の監督をされるかもしれませんね。
イチローの引退会見では?
2019年3月21日の引退会見では、人望がないため監督にはなれないとおっしゃっていました。
この監督というのは、プロ野球の監督のことだと思います。
小さな子供なのか、高校生なのか、大学生なのか…というようなことをおっしゃっていました。
プロはないかもしれませんが、アマチュアの世界に興味を示しているようです。
おそらく、イチローの気持ちとしてはこれからも野球に携わりたいのだと思います。
イチロー引退まとめ
- 引退理由は動体視力の可能性(本人は言及していない)
- 眼以外での身体的な衰えは引退の原因ではないだろう
- 引退後に監督になることはありそう(はっきりは言わなかった)
- 小学校の野球、中学校の野球、高校の野球、大学の野球、どこかに携わる可能性はある
イチローは引退をされましたが、今後も何かしらの形で日本に影響を与え続けることになりそうですね。
イチローさんの今後の活躍を期待しています。
あと、何かおかしなこと言ってます僕?流行りそう。