欅坂46の振付師は誰?振付がダサい?ダンスの振付師一覧まとめ

欅坂(けやきざか)46は、坂道シリーズと称され、初代「乃木坂46」の妹グループとして結成されました。

2015年に発売したデビューシングル「サイレントマジョリティー」で衝撃的なデビューを果たし、今なお人気の幅を広めている今注目のアイドルグループのひとつです。

そんな欅坂46の代名詞といえば、「かっこいいダンス」ではないでしょうか。

清純派で可愛いイメージの乃木坂46と変わり、センターの平手友梨奈さんを中心とした、大人や社会に反抗する若者を描いた曲調が多い欅坂46。

そんな欅坂46の振り付けは、誰がしているのでしょうか?

今回は、欅坂46の振付師の方を一覧形式で紹介し、その振り付けの評判はどうなのかという面までご紹介していきます。

目次

欅坂46の振付師「TAKAHIRO」(上野隆博)

出典元:Real Sound

名前:上野隆博(うえのたかひろ)
別名義:TAKAHIRO
生年月日:1981年9月4日
出身地:東京都

一人目は、欅坂46のシングル表題曲の振り付けを過去すべて担当し、アルバム曲やユニット曲を含めて欅坂46の振り付けを数多く手がけてきたTAKAHIRO(上野隆博)さんです。

上の動画では欅坂のメンバーに熱く語りかけていますが、上野さんがどんなダンスを踊られるかみてみましょう。

TAKAHIROってどんな人?

上の動画を見てみてください。

上野隆博さんのダンスが凄すぎて、ついつい見惚れてしまいます。

動画を見たときは、幼いころからダンスをされていたのかと思ったのですが、実は18歳でダンスを始め、その五年後のわずか23歳に一人で渡米という経歴を持たれた方なんです。

全米で放送される有名なテレビ番組でありコンテストである「Showtime At The Apollo」で、世界的有名スターのマイケルジャクソンの記録をも超える9大会連続での優勝を果たしました。

その後はマドンナのワールドツアーの振り付けを担当し、専属ダンサーとして活躍をした、世界的に有名なダンサーさんです。

アメリカが発行している週刊誌「Newsweek」では「世界が尊敬する日本人100」にも選ばれています。

そんな上野さんですが、経歴を見てわかる通り、ダンスを始めたのは決して早くありませんでした。

上野さんは、高校は勉強が厳しい進学校に通っており、ダンス部に所属していたわけでもないようです。

大学入学後、ダンス部に入ろうとしたものの、ダンス部が存在しておらず本人は落胆したのだとか。

そんな中、体育館で自主的にダンスを練習している人たちを見つけ、勇気を出して始めたのが、上野さんのダンス人生の始まりのようです。

TAKAHIROのターニングポイント

上の動画は、2006年の「Showtime At The Apollo」というコンテスト番組での上野隆博さん(当時25歳)のダンス動画です。

上野さんは大学卒業し会社員生活を1年された後、アメリカに一人で渡ります。

「Showtime At The Apollo」というコンテスト番組に出場するためには、オーディションで審査員に認められる必要があります。

もともと、「自分が楽しくてダンスをしている」というスタンスだった上野さん。

「自由な形」でダンスを披露し、自分の中で集大成を見せたと満足した上野さんは、その気持ちをすぐに打ち砕かれてしまいます。

「君はアポロシアターをバカにしているのか?」

※アポロシアターとは、アメリカで有名なニューヨークにある劇場

このコンテストは、黒人に向けたヒップホップが求められていましたが、上野さんが披露したのは自分がしたいダンスだったのです。

審査員に、自分のダンスを否定されたことで頭が真っ白になってしまった上野さんでしたが、別の審査員に「面白いじゃないか」と言われたことによってオーディション落選を免れたのです。

欅坂46の振り付けでもそうなのですが(のち程説明します)、このときから上野さんの振り付けには賛否両論あったのかもしれませんね。

その後、黒人のヒップホップを現地で学び、見事にその番組内で優勝を果たしました。

優勝後も、様々なオファーがくる中たびに学びと挫折を繰り返し、今の地位まで上り詰めたのです。

欅坂46の振り付けがダサい?

欅坂46の歴史のはじまり「サイレントマジョリティー」

上野隆博さんは、2019年10月現在までに発売されている欅坂46のシングルの表題曲9曲の振り付けを担当されています。

欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」では、センターの平手友梨奈さんが、自分らしさという自由を求めて大衆を導く振付が印象的ですよね。

この曲では、上野さんが「民衆を導く自由の女神」という有名なドラクロワの絵を平手さんに見せ、彼女をジャンヌダルクに見立てたかのような演出がなされています。

通常、J-POPではユニゾン的な動きが多くなる傾向があります。

しかし、欅坂46は平手さんが中心に曲が展開され、大衆の中一人その流れに逆らおうともがく様が描かれています。

その後も、「エキセントリック」という曲ではローファーを片方投げる振付があったり、「不協和音」という曲では銃で撃たれたような振付があったりと、彼女たちの細い身体からは考えられないくらいのパワーと主張があり、見る人の心を動かしています。

振付が簡単?

サイレントマジョリティーは多くの人の心を動かした名曲になりましたが、一方で「振付が簡単なのでは?」という意見もあります。

ダンス経験者がデビュー当時少なかった欅坂46。

そんな彼女たちがより輝く方法は何かと上野さんが考えた結果、動きを単純にしたことに対し、腕を大きく回したりジャンプしたりと、動きを大きく見せることで表現しました。

振付がダサい?

欅坂46のダンスに関しては「かっこいい!」という肯定的な意見が多い中、「流石にダサすぎるんじゃ?」という意見があることも事実です。

有名になれば否定的な意見が付きまとうのは仕方がないことですが、ある2曲に関しては否定的な意見が多く見受けられます。

その2曲が、「不協和音」という曲と

「エキセントリック」という曲です。

「不協和音」は、平手さんが言う「僕は嫌だ」というフレーズで有名な曲ですよね。


紅白歌合戦でも、その激しいダンスと欅坂の世界観で多くの人を驚かせました。

しかし、あまりにも平手さんをメインにしすぎており、またユニゾン的になる部分があまりにも少ないためメンバーがバラバラに動いてしまっている印象を強く受けます。

個々の動きが目立つダンスももちろん意外性があり、欅坂46の代名詞ともいえますが、一般ウケはあまりしないダンスにもなってしまいます。

当時、欅坂はデビューしてまだ間もなかったためダンスの実力も今ほど高くなく、なかなか難しい出来になってしまったようです。

そして、最も強く言われているのが「エキセントリック」です。

エキセントリックは、欅坂46全員が出演したドラマ「残酷な観客たち」の主題歌にもなっている曲です。

こちらの振り付けは、なかなか世界観も共に独特のものになっています。

そもそもエキセントリックの言葉は「変わり者」という意味があり、それもあってか、振付に対してネットでは「女を捨てすぎ」とも言われてしまっています。

特に、「僕は普通と思ってる みんなこそ変わり者だ」の部分(上の動画)を見てください。

この場面では脚を開き、中腰の姿勢になる部分がありますが、「アイドルってことを考えてほしい」という意見が多くありました。

ファンの間では好評でしたが、ファンではない人にとっては少し引いてしまう振付だったかもしれません。

欅坂46の振付師②梨本威温(なしもとたけあつ)

出典元:Dnews

名前:梨本威温(なしもとたけあつ)
生年月日:1982年9月9日
出身地:埼玉県

二人目は、梨本威温(なしもとたけあつ)さんです。

梨本さんは、欅坂46の楽曲ではなく平手友梨奈さんのソロ曲「山手線」の振り付けのみ担当している方です。

梨本威温ってどんな人?

梨本さんは、振付師としては異色の経歴の持ち主です。

なんと、梨本さんはジャニーズ事務所に所属していた時期があるんです。

同期は風間俊介さんと、今や国民的アイドルになった嵐ともジャニーズJr.時代同じ時間を過ごしていたのです。

もちろんその後デビューすることはありませんでしたが、事務所を退所後、頻繁にではないもののダンスを続け、その後ダンスで身を立て始めました。

平手友梨奈ソロ曲「山手線」の評判は?

「山手線」は、昭和の香りを感じるテイストの一曲になっており、平手さんのソロデビュー曲になります。

実はこの曲、梨本さんが振り付けとして平手さんに提示したのはサビの部分(上の動画の1:20~)だけで、それ以外の部分はすべて平手さんのアドリブのダンスだそうです。

欅坂46に加入する前はダンス未経験だった平手さん。

デビューから日を重ねるごとにパワーアップしているのが見て取れますね。

本人の自己評価は毎回点数が低く、「もっといいパフォーマンスを」と、現状に満足せず高みを目指す彼女の人柄があらわれています。

サビの振り付けは彼女のダンスを引き立たせる素敵なものになっており、注目すべき曲の一つと言っても過言ではないでしょう。

欅坂46の振付師 CRE8BOYって?

出典元:cakes

メンバー

山川雄紀
秋元類
岩室由美
村田玲奈
fumiko

3つ目は、CRE8BOYという振付ユニットの方です。

こちらの方々は、平手さんのソロ曲「角を曲がる」という曲の振り付けをされています。

また、フジテレビ系列で放送されている音楽特番「FNS歌謡祭」でも振付担当されています。

平井堅さんが歌う「ノンフィクション」という曲に合わせて、平手さんが踊るという企画があったのですが、そちらの振り付けもCRE8BOYの方々が担当されていました。

CRE8BOYってどんな人たち?

CRE8BOYの方々は、公式HPにて自身らのモットーを以下のように挙げています。

初めて触れる世界観。

心をくすぐる魔法のスパイス。

クリエイトボーイが遊び心を振付けます。

出典元:CRE8BOY PROFILE

CRE8BOYは、現在主に欅坂46の妹グループである日向坂46の振り付けを主に担当しています。

特にデビューシングル「キュン」の曲中でされている「キュンキュンダンス」は、TikTokなどの若者向けSNSで「可愛い!」と話題になる振付を生み出しており、日向坂人気の一端を担っているといっても過言ではないんです。

SNSに映える振付を生み出している振付師さんたちで、現代において最先端をいっていると言えますね。

「角を曲がる」評判は?

この曲は、平手さんが初主演を果たした映画「響-HIBIKI」にて主題歌として使用されている曲で、その世界観が表現されているMVや曲調、振付になっています。

欅坂46が2019年9月に果たした単独東京ドーム公演にて初披露され、絶賛の声が集まったこの曲。

動き自体は単純でありながら、何かを訴えるような動きと表情で、平手さんの世界が広がっている一曲となっています。

2019年冬に、欅坂46の9thシングルにて収録されるのでは?と言われていますが、まだ公式には情報がありません。

これからもCRE8BOYさんの振り付けを見られたら嬉しいですね。

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