2020年東京五輪 体操で日本代表入りを決めた北園丈琉(きたぞのたける)選手。
148cmと、とても小柄な北園選手ですが、去年のユースオリンピックで日本人最多の5冠を達成されました。
6種目全てでまんべんなく得点できることから、「内村航平二世」と呼ばれています。
今回は北園選手の
- 筋肉
- 身長
についてまとめてみました。
北園丈琉の体重や身長、体脂肪率は?
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まずは北園選手のプロフィールをご覧下さい。
生年月日 | 2002/10/21 |
---|---|
性別 | 男 |
身長 | 148cm |
体重 | 45kg |
所属 | 大阪・清風高 |
出身地 | 大阪府 |
現在17歳の北園選手、体脂肪率はなんと5%以下だそうです。
5%以下という表記のされ方は、北園選手が使っている測定器では5%以下は測定ができないからだそうです。
身長も148cmととても小柄です。
基本的に体操選手は、基本的に身長が低く、体重も軽いのには理由があるそうです。
それは、体操では身長が低くて体が軽い人のほうが有利に働くという単純なものです。
ただそのために選手自身があまり身長が伸びないように筋肉をつけて食事も制限するんだそうです。
ちなみにこちらが他の選手の身長をまとめたものです。
内村航平 : 161cm
白井健三 : 161cm
安里圭亮 : 159cm
谷川航 : 160cm
と、活躍している選手は皆さん小柄です。
北園丈琉の腕の筋肉がヤバイ!【画像や動画アリ】
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芸術的な腕の筋肉ですね。
驚くべくは、筋肉をつける為の特別なトレーニングはしていないそうです。
体操で必要な筋肉は体操で鍛えているそうです。
体操は常に自分の体全体を2本の腕で支えなければなりません。
その為、体を支える為の筋肉や体幹が求められます。
全身の筋肉を使っての運動なのでただ筋肉粒々になればいいっていうことではなく、バランスがしっかりとれていることも大きなポイントなんだとか。
それを17歳という若さで世界で戦えるレベルまで身につけたのは、北園選手の才能と努力があってこそのものだそうです。
北園選手は大阪府の清風高校に在学中です。
北園選手の1日のスケジュールは、
6:45 学校着
7:30~8:10 朝練 : 基礎体力・跳馬
授業
13:05~13:25 昼練 : 体幹
授業
16:30~21:15 夕練
という暇な時間など一切ない、多忙な毎日を送っています。
北園選手自身は、
「中学生からやっていることなので、しんどいとは思わない。もう普通です。」
と語っておりました。
2019年に撮影された北園選手の練習風景とインタビューです。
是非、筋肉に注目してご覧ください。
北園丈琉の腹筋がヤバイ!【画像や動画アリ】
今夜の報道ステーションで、去年のユース五輪5冠、内村航平2世と期待される、北園丈琉選手(清風高1年)を特集します。
高校生ながら来年の東京五輪代表入りを狙う逸材が、体操を始めた意外な理由とは…?お楽しみに!#世界体操 #テレビ朝日 #報ステ #北園丈琉 #竹内由恵 #体操 pic.twitter.com/zv5peiCNhg— テレビ朝日 体操 (@tvasahi_taisou) February 5, 2019
あす11月3日 朝5:00〜5:30放送
「Going!特別版 初めてのオリンピック」では、北園丈琉選手を特集。ユース五輪史上最多の5冠を達成した北園選手。普段の1日は?ずっと目標にしてきた内村航平選手への想いとは?
体操ファン必見です!!#体操 #北園丈琉 #内村航平 #ユースオリンピック pic.twitter.com/jD4UMO2gDv— 日テレ体操中継 (@ntvtaiso) November 2, 2018
綺麗に8個に割れた腹筋ですね。
ボディビルダーにもなれそうなくらい、圧巻な体型です。
高校生になると、通常柔軟性が衰えてくるそうで、北園選手は体操のトレーニングに加えて、毎週日曜日バレエ教室にも通っているんだとか。
魅せる演技をするためには、筋力だけではダメだそう。
柔軟性をも兼ね備えた「柔と剛の演技」を清風高校では目指しているそうです。
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ゴリゴリの身体からは想像もできないほどの柔らかさですね。
北園丈琉が身長が低いのは鍛えすぎが原因?
北園選手は12歳の時からこの体型。
腹筋に関して言えば、小学校2年生の時から割れていたそうです。
12歳の男の子の平均体重は37kgだそうですが、北園選手は28kgしかなかったとか。
今現在も身長が平均より低く、体重も軽いのは、果たして幼少期からの鍛えすぎが原因なのでは?と噂されています。
ですが調べてみると医学的根拠はないそうです。
特に体操で培う筋肉は、柔軟性の高い筋肉のため、骨の成長に大きな影響を及ぼすようなものではありません。
しかし、一昔前の床運動の練習は、直接床で行ないマットもない状態。
鉄棒や釣輪も今のようなショックを吸収するマットではなく、膝や他関節には大きな負担がかかるマットだったそうです。
今でこそ器具の設備が充実した環境になりましたが、5~10年前までは、衝撃を吸収するには心もとない器具を使っていました。
骨の先端部分を痛めてしまい、その後伸びなくなったのではないか。
というのが、体操選手に小柄な人が多いとされている理由のようです。
器具があろうとも、体操においての着地は非常に重要なポイントで、動いてしまうと減点の対象になります。
本来外に逃げ出そうとする力を関節で押しとどめる必要があり、結果骨に影響を及ぼしているのです。
今活躍してる選手たちは、まだ発展途上である器具で練習してきたから、その影響を受けている可能性もあるのではないでしょうか。
北園丈琉の弱点は強すぎる腕力?筋肉が演技に悪影響
北園選手が腕力が強すぎるため、演技に悪影響が出ているという事実は見つかりませんでした。
ですが、体操競技において不要な筋肉はマイナスということは昔から言われており、また、事実です。
あん馬や吊り輪、鉄棒といった自分の体重を支える演技が多いのが体操競技の特徴です。
ならば「体重を支えるために筋トレをした方がいいのでは?」と、思いがちですが、それは逆効果。
ほとんどの種目で手を支点にして体を回転させる演技が多いため、そこに発生する遠心力に握力で逆らわなければいけません。
自重を支えるために筋肉を1kgでも増やそうものなら、これまで同様に自在にコントロールして綺麗な演技に繋げることが難しくなります。
あの内村航平選手の握力はたったの35Kgだそうです。
70代後半男性の平均ほどしかないのです。
つまり体操競技にパワーや握力は関係ないということになり、無駄な筋力トレーニングは必要ないということです。
北園選手は全ての種目を完璧にこなすオールラウンダーですが、もしかすると今後年を重ねていくにつれ、ある程度の筋力ダウンをしないといけないのかもしれませんね。
北園丈琉の筋肉変化画像【2012〜2020年】
北園選手の筋肉がわかる画像を年別でまとめました。
2012年
なんとこの頃から、胸筋も膨らみ、腹筋も割れています。
まだ若干幼児体型な感じが残っていますが、幼い顔とのギャップがすごいですね。
2015年
12歳になると、もう幼児体型の面影はなくなり、かなり引き締まった身体になっています。
2017年
14歳にもなると、筋肉に厚みが出てきてアスリートの体型へと変わっていますね。
2020年
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そして現在。
驚異の体型と実力を手にして五輪の舞台で世界に挑戦します。