新型コロナウイルスの流行&緊急事態宣言の影響で、ACジャパンのCMが徐々に増えてきているそうです。
ACジャパンのCMは怖いという印象が強い人もいれば、東日本大震災で頻繁に流れていた『あいさつの魔法』のCMの印象が強い人もいらっしゃると思います。
今回は『あいさつの魔法』のCMや、『あいさつの魔法』の放送禁止になった理由についてまとめてみました。
ACジャパンCM『あいさつの魔法(ぽぽぽぽーん)』の歌詞や動画は?
ACジャパンCM『あいさつの魔法』の動画をご紹介します。
『あいさつの魔法』は、2010年7月~2011年6月まで流れた『AC 2010年度全国キャンペーン』のCMとして放送されていました。
上の動画は60秒のフルバージョンです。
15秒や30秒バージョンもあります。
ACジャパンCM『あいさつの魔法(ぽぽぽぽーん)』の作詞作曲は誰?
『あいさつの魔法』には以下のような人が関わっていらっしゃいます。
曲名:「あいさつの魔法。」
作詞:関ひとみ、若浜明子
作曲・編曲:飛渡健次郎、嶋倉紗希
歌:野々歩(松本野々歩)
キャラクターボイス:SaKi(嶋倉紗希)
イラスト:yukky
イラスト
yukkyさん(イラストレーター)
北海道出身
1998年活動開始
2児の母
企業の広告イラストもてがける
東宝映画『日本列島いきものたちの物語』キャラクターイラストなどを担当
- キャラクターはノリ
- 書いているうちにイラストが語りかけてくる
あいさつ坊やの設定
本名:ジョン・太郎・ハロー
父はアメリカ人、母は日本人
全世界の人たちと挨拶ができればいいな
英語が話せたら5億人と話せるという理由でハーフという設定に
ポポポポーンというフレーズの生みの親
CMプランナー若浜明子
東急エージェンシー北海道支部
メディアソリューション部
クリエイティブディレクター
CMのテーマ 子供に親しんでほしい
歌
野々歩(ののほ)さん(歌手)
しょぴんというユニット名
全国のギャラリースペースやカフェでライブ活動をしている。
ぽぽぽぽーん(あいさつの魔法)放送禁止になった理由は?
結論をいうと、『あいさつの魔法』は放送中止になっていません。
2010年7月~2011年6月までの契約期間が終わるまで流れていました。
ACジャパン(旧公共広告機構)とは、企業などが会員となった民間団体です。
よりよい社会の実現を目指し、広告を通して様々なメッセージを発信されているため、CMもそういった社会に関するメッセージ性の強いものになっています。
また、ACジャパンはテレビ番組のスポンサー(広告主)という立場をとっていません。
ACジャパンが広告の予算をもってテレビ局に広告を発注することはなく、ただのCM枠を埋め合わせるのための素材提供者です。
そのため、2011年3月11日の東日本大震災が起きた後には、多くのスポンサーがCM放送を自粛したため、代わりにACジャパンのCMが増えました。
しかし、ACジャパンのCMが増えたことにより、
- 同じCMばかりしつこい
- CMの内容が震災を考慮していない
- AC〜♪というサウンドロゴが不快だ
- サウンドロゴが地震速報と間違える
などの苦情が多く寄せられたそうです。
そのため
- AC〜♪というサウンドロゴを消す
- 不適切に感じてしまうCMを放送中止にする
などの対応がされました。
放送中止になったACジャパンのCMに『あいさつの魔法』は含まれていません。
ACジャパンのCMの種類が減ったことにより、その分だけ『あいさつの魔法』のCM放送回数は増えてしまう結果に。
そして、だんだんとスポンサーのテレビCMが戻り、『あいさつの魔法』のCMが減っていくことに。
最終的に契約満了ということで、『あいさつの魔法』がいつの間にか見られなくなったため、放送中止になったという噂が広まりました。