ボビーオロゴンの逮捕歴|1回目の暴行逮捕はいつで理由は?ムルアカと和解とは?

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2020年5月16日に、ボビーオロゴン(近田ボビー)さんが奥さんの顔を指先で叩いたとして、現行犯逮捕されました。(奥さんは怪我をされていないみたいです。)

実はこの逮捕は2回目の逮捕でした。

今回は過去のボビーオロゴン逮捕歴についてまとめました。

目次

ボビーオロゴン1回目の暴行逮捕はいつ?理由は?

2006年1月25日に当時39歳だったボビーオロゴンさんは、暴行容疑で書類送検されました。

暴行の経緯ですが、当時の所属事務所である「R&A(アールアンドエー)プロモーション」での給料支払いをめぐって社長の伊藤和之(当時55歳)さんと金銭的なトラブルがありました。

暴行があったときに居合わせていたのは、鈴木宗男衆院議員の元秘書のジョン・ムウェテ・ムルアカ(当時44歳)さん。

ボビーオロゴンさんは、ムルアカさんたちと打ち合わせ中だった社長の伊藤和之さんに面会を要求しました。

しかし、社長は「今日は話すことはない。帰れ!」とボビーオロゴンさんとの面会を拒否し、ムルアカさんが帰るようにボビーオロゴンさんを説得しようとしました。

このような対応に怒ったボビーオロゴンさんが社長を押し倒して、社長の胸ぐらを掴みました。

事務所のスタッフ7人も止めましたが、それも簡単に振り払いました。

そして、イスや机を投げるなど約10分にわたって大暴れしたといいます。

日本語・英語・ナイジェリア語

「金よこせ!!」

と多言語でお金を要求していたそうです。

ムルアカさんは、社長に対してカッとなっているボビーオロゴンさんを制止したのですが、負傷者を4人(社長他3人、うち1人女性)も出してしまったようです。

ボビーオロゴンさんは格闘家でもありますので、我を失ったら負傷者を出してもおかしくないですよね。

警察への通報は居合わせていた女性スタッフがしたそうです。

駆けつけた警察官6人に対しても抵抗していたといいます。

その後パトカーで原宿署に連れていかれ事情聴取されることに。

ボビーオロゴンは、

「べとぅ(別)に、だで(誰)も殴ってないし、逆にムルアカに殴られた。ジョウコ(証拠)はこれで~す」

「ムルアカに殴られたのでやった!」

と話していたそうです。

ボビーオロゴンさんも口を切るなどの軽い怪我をしていたみたいですね。

聴取を行った原宿署からボビーオロゴンさんが出てきたときには、すでに報道陣が詰め寄せていました。

報道陣に対してボビーオロゴンは

「ずげえなあ、やべえよ」

「(事務所の)壁に穴?あいとぅら(あいつら)があけたと思う。ムルアカが」

と言い、去り際にピースサインをしていたといいます。

ボビーオロゴンと事務所の金銭的トラブルの内容や原因は?

ボビーオロゴンさんと社長の金銭トラブルの原因は、ボビーオロゴンさんの専属マネジャーが原因だったそうです。

ボビーオロゴンさんが暴行する直前に、事務所では伊藤和之社長、ムルアカさんと警察関係者がボビーの男性マネジャーのサリムラ・カジョールさんが起こした横領問題について話されていました。

サリムラ・カジョールさん(当時43歳)はバングラデシュ出身で、通称「ロッキー」と呼ばれていました。

サリムラ・カジョールさんは2015年10月ごろから、事務所の「R&Aプロモーション」を通さずに、イベントやローカルテレビ局の番組など計6件の仕事を受けていたそうです。

サリムラ・カジョールさんは事務所には、「出演依頼は断った」と報告していたそうですが、実際にはボビーオロゴンさんは出演されていました。

事務所側によると、ボビーオロゴンの出演料をサリムラ・カジョールさんの個人事務所の口座に振り込ませていたそうです。

その横領額は約2000万だったといいます。

暴行トラブルのあった1週間前には、事務所はサリムラ・カジョールさんの横領に気づき、告訴の準備を進めていたようです。

お金の管理をしていないボビーオロゴンさんは、仲のよいロッキーが横領を疑われたことに対して逆ギレしたのではないかと言われています。

実は2004年に「R&Aプロモーション」はセイン・カミュさんとギャラをめぐるトラブルがありました。

そして、セイン・カミュさんは事務所を脱退。

この状況を見ていたボビーオロゴンさんは事務所に不信感をもってか、2004年の夏頃から

「ギャラを払ってくれない」

「事務所をもうやめる」

など繰り返し口にしていたといいます。

歩合制契約を事務所に要求していたこともあるそうです。

つまり、ボビーオロゴンは事務所に対してもともと不満が積もっていて、それがマネジャーの横領問題がきっかけで爆発したということですね。

ボビーオロゴンの1回目の暴行逮捕でムルアカと和解?

事件発生から2日後の2006年1月27日深夜、ボビーオロゴンさんは都内で会見を行い

「反省しでまとぅ」

「本当にごめんなさい」

「もうじわけ(申し訳)ありません」

とボビー口調で謝罪されました。

ボビーオロゴンさんは、事務所とジョン・ムウェテ・ムルアカさんと和解されたようです。

会見ではムルアカさんは

「家族と思っている社長に“帰りなさい”と言われ、誤解して興奮してしまった。アフリカでは家族がもみ合うのはよくあること」

とトラブルの内容をうやむやにていたそうです。

ボビーオロゴンさん自身も、

  • 金銭トラブルがあって事務所を訪れたわけではなく、いつも通り事務所に行っただけ
  • ボタンのかけ違いがあった
  • 日本語よく分からなかった

と、事件当日の供述とは違う内容を言っていました。

また、マネジャーのサリムラ・カジョールさんと事務所を独立を計画していたことも否定。

マネージャーの横領問題についても、事務所に調べてもらうとの発言もありました。

大人の話で解決というかんじですね。

ボビーオロゴンさんは2006年3月末まで謹慎処分を受け、その後もタレントとして活動されています。

ちなみに、2007年に「フェイスネットワーク」という事務所に移籍し、その後はボビーオロゴン自身の個人事務所である「アレムコプロダクション」に移籍し、現在も所属されています。

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