2020年6月14日に福岡堅樹(ふくおかけんき)さんが、『7人制ラグビー日本代表』から引退されることを表明されました。
元々、ラグビー引退後は医者になると公言されていました。
今回は福岡堅樹の進学先の大学や、受験の時期、受験の形式は編入か?
など気になることをまとめました。
福岡堅樹は医学部の受験はいつで大学はどこ?
ラグビー日本代表 福岡堅樹(パナソニックワイルドナイツ)記者会見
受験の予定は「もちろん受験はいつかするタイミング。はっきり申し上げたいが、どの受験を、どこでするか、確実に決まっているわけではない。受験しても必ず通るものでもないので申し上げられない」
— ラグビー×毎日新聞 (@MainichiRugby) June 14, 2020
福岡堅樹さんは2020年6月14日に『7人制ラグビー日本代表』についての引退会見を行いました。
その会見によりますと、医学部を受験する予定はされていますが、
- 受験の時期
- 受験する大学
- 受験の形式
は未定ということです。
「確実に決まっているわけではない」ということなので、自分の中では決まっていると思われます。
ただ、医学部受験というのは難しいものですし、福岡堅樹さん自身もその自覚があるのでしょう。
また、もし進学先やどうやって大学に入るのかなどの情報を出してしまうと、受験の際にマスコミなどからの不要な問合せや押し寄せが来る可能性も考慮してのことでしょう。
福岡堅樹さんが進学先を公表されるのは、大学に合格されてからになりそうです。
福岡堅樹は医学部受験は2021年?2020年?
福岡堅樹さんの所属チームである『パナソニックワイルドナイツ』公式HPで、福岡堅樹さんは以下のようにコメントされています。
自分で決めて宣言してきた引退のタイミングを先延ばしにしたくない思いと、このまま空いた時間を受験勉強にあてることにより、よりスムーズにセカンドキャリアへの移行の準備をすることができることを考えても、やはりこの選択が一番だと感じています。
東京オリンピックへの挑戦はなくなりましたが、ラグビー自体を引退するというわけではありません。
しっかりと来季のトップリーグでは、パナソニック ワイルドナイツの一員として最高のプレーが見せられるよう準備をしていきたいと思っています。
これからも応援よろしくお願いいたします。出典元:福岡選手の今後についてのコメント
ここから
- 7人制のラグビーは引退する
- ラグビーは予定通りのタイミングで引退する
- 2020年〜2021年シーズンまでトップリーグでのラグビーは引退しない
ということが分かりました。
『7人制のラグビー』は東京オリンピックの競技です。
予定通り、東京オリンピックが行われていたら、2020年8月には『7人制のラグビー』は終わっています。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、東京オリンピックが2021年に延期になりました。
もし、2021年の東京オリンピックで『7人制のラグビー』の代表でプレイするならば、早くても2021年8月に引退ということになります。
ここから分かることは、「2021年は大学に進学している」or「受験モードになりたい」ということだと思います。
また、来季も福岡堅樹さんはトップリーグで競技を続けるようです
ラグビーのシーズンは、9月~翌年2月がシーズンです。
つまり、2020年9月〜2021年2月までは福岡堅樹さんはトップリーグでプレイをされるということです。
以上のことから、元々は2020年度まではラグビーをするという予定だったということが分かります。
ただ、今回の新型コロナウイルスの自粛によって、2020年9月まで勉強する時間ができました。
仮に、2020年度の受験で合格できるかも….と手応えを感じられていらっしゃるのであれば、2021年2月の受験もやるのかもしれません、
まとめると、
- 2021年2月に受験する可能性もある
- 2022年に受験する可能性もある
といえるでしょう。
福岡堅樹の医学部のある受験大学はどこ?
福岡堅樹さんは福岡高校という頭のいい高校出身です。
福岡高校から筑波大学に進学したラグビー部の先輩が、大学で楽しくラグビーをプレイする姿を見て、筑波大学のラグビー部に興味を持たれます。
そして、大学受験の現役時代、筑波大学の医学部を受験されています。
しかし、残念ながら筑波大学医学部には不合格で浪人することに。
1浪して再度挑戦するも筑波大学の医学部前期に合格することができず、「医学部を取るか。ラグビーを取るか」で、他の大学の医学部を受けずに、筑波大学の別学部を受験されます。
結果的に筑波大学の情報学群に進学されることになります。
以上のようなことを考えると、リベンジとして筑波大学の医学部を再受験されるのではないか?と考える人もいます。
福岡堅樹さんのお父さんは歯科医で、おじいさんは内科医の先生だそうです。
家族の影響で医者を目指されるようになります。
さらに、福岡堅樹さんは高校時代に右ひざのじん帯を断裂されています。
この怪我の手術をしてくれた先生に憧れて、医者の中でも『スポーツ整形外科の医師』を目指されます。
『スポーツ整形外科の医師』は「スポーツドクター」とも呼ばれているみたいです。
スポーツドクターになるためには
- 医学部のある大学に入学して「医師免許」を取得する
- 日本に3つあるスポーツドクターの資格の認定試験を受ける
という流れがあるそうです。
スポーツドクターの資格はどの科の医師でも受けられるそう。
ただ、スポーツとかかわりの深い整形外科医であれば、経験が役立つそう。
スポーツドクターを目指しやすい大学を調べると
- 札幌大学
- 日本大学
- 金沢星稜大学
- 星城大学
- 西九州大学
- 福岡大学
がありました。
私立大学の医学部ですね。
スポーツドクターの資格はどの科の医師でも受けられるそうなので、上記の大学を受ける可能性は高くないかもしれませんね。
福岡堅樹の医学部編入は無理?受験形式は?
私見としては、福岡堅樹選手が医師になるのを急ぐおつもりならば学士編入をお勧めしたいところではある。試験内容や編入年次は大学によって違うらしいので要確認だが。
ただまあ6年しっかり学びたいということかも知れないし、どのプランが同選手にとって最適かは分からない。
— STERBENVS IVANVS (@STERBENVSIVANVS) June 13, 2020
福岡堅樹さんは、学士編入制度を利用して医学部に編入するのではないかという噂もあります。
学士編入制度は、4年制大学を卒業した「学士」か、卒業見込みの学生が専攻した学部学科と異なる学部学科に3年次(一部2年次)に編入し、教養課程を経ないでいきなり専門課程から学んでいける制度です。
出典元:医学部受験ガイド
つまり、できるだけ早く医者になるのであれば、編入試験を受けるのが早いということです。
医学部編入試験の特徴としては
- 書類審査→学科試験→小論文・面接のステップ
- 募集定員が5〜10人で倍率は10倍〜50倍
とかなりの難関です。
2020年に医学部編入試験を実施した大学は
- 北海道大学
- 旭川医科大学
- 秋田大学
- 弘前大学
- 群馬大学
- 筑波大学
- 東京医科歯科大学
- 浜松医科大学
- 新潟大学
- 金沢大学
- 富山大学
- 福井大学
- 名古屋大学
- 滋賀医科大学
- 大阪大学
- 神戸大学
- 岡山大学
- 鳥取大学
- 島根大学
- 山口大学
- 香川大学
- 高知大学
- 愛媛大学
- 長崎大学
- 鹿児島大学
- 大分大学
- 琉球大学
- 奈良県立医科大学
- 岩手医科大学
- 東海大学
- 北里大学
- 金沢大学
- 獨協医科大学
筑波大学の医学部も編入試験を実施しています。
母校でもあって、リベンジでもある筑波大学の医学部に編入の可能性が高いですよね。
ちなみに編入試験は、1次試験が8月に、2次試験が9月にあります。
【追記】福岡堅樹は順天堂大学医学部に合格!
『報告』
— Kenki Fukuoka/福岡 堅樹 (@kenki11) February 20, 2021
この度、順天堂大学医学部に無事合格することができました!
この挑戦は、本当に多くの方々の助けがあって成し遂げられたと思います。
この感謝の気持ちを忘れずに、また新たな挑戦の道を歩んでいきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します!
2021年2月20日に、福岡堅樹さんの自身のTwitterで「順天堂大学医学部」に合格されたことを発表されました。
医学部受験の報告から約8ヶ月後に合格ですから、さすがとしか言いようがないですね!
2月20日発表の順天堂大学医学部の試験方式は
- 一般選抜A方式(定員64名)
- 前期共通テスト利用選抜(定員10名)
の2つがあります。
一次試験
学力試験の成績に基づいて、一次試験合格者を選抜します。
二次試験(一次試験合格者のみ)
小論文試験、面接試験、一次試験結果の成績に基づいて、二次試験合格者を選抜します。
どちらの形式も一次試験と二次試験があります。
どちらの形式で合格されたかは不明です。
ちなみに福岡堅樹さんは
- 英進館
- 医学部予備校のYMS
- 医学部進学予備校 メビオ
という予備校に通われていたそうです。