金与正(金正恩の妹)の性格は怖い?優しい?天才で毒舌エピソードまとめ!

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金与正(キムヨジョン)は仕事ができる女性だと言われています。

お兄さんである金正恩(キムジョンウン)よりも優秀で、性格が怖いという噂もあります。

今回は金与正の性格や毒舌エピソード、天才エピソードについてまとめました。

目次

金与正(キムヨジョン)の性格は怖い?実質トップ?

金与正(キムヨジョン)の父親は、二代目の北朝鮮のトップである金正日(キムジョンイル)です。

金正日は2011年に亡くなられていますが、生前に

与正が男なら跡を継がせていた。(華奢な)外見と違い芯がしっかりしている。頭脳も明晰だ

彼女に口ひげがあったなら、与正を後継者にしていただろう

と一部の人に話していたそうです。

金正日は「コンジュニム(姫)」と可愛がりながらも、娘の才能に気づいていたんですね。

金与正の性格はさっぱりとしているみたいです。

また、韓国の文在寅大統領と会見した際には、冗談を言うくらいの余裕をもって堂々と振る舞うなど、物怖じしない性格だそうです。

写真からもなんとなく分かりますよね。

金与正は、『白頭山血統』と呼ばれる金一族の血統をもつだけでなく、

  • 積極性や判断力
  • 処世術などの高い政治的センス
  • 優しさと美貌

を兼ね備えています。

兄の金正恩も信頼を置いているようで、金与正が同行している会談では、金正恩は口調を整えるときや言葉に詰まったときには、いつも妹の金与正の方を見るそうです。

金与正が兄の金正恩をコントロールしているのか?と思わせるようなストーリーですが、これはお互いに信頼し尊重しあってるからこそなのだと思います。

ただ、裏では金正恩と同等の力をもっていると判断してもいいかもしれませんね。

2018年2月の平昌オリンピックの開会式のために韓国を訪問したときのこと。

団長である最高人民会議常任委員長(党ではNo.2)の金永南(キムヨンナム)が、団員(団長より下の立場)である金与正に中央の上席を譲るシーンがみられました。

2人の年齢差は60歳以上ですから、年齢的にはおじいちゃんが孫にいい席を譲るようなものです。

上のツイッター動画から確認できます。

この映像から、韓国政府は金与正が「影のNo.2」であるという評価をしています。

以上をまとめると、

  • 金与正は「No.2」と同等の影響力をもっている可能性がある
  • 金与正は裏では金正恩と同等の影響力をもっている可能性がある

ということで、北朝鮮のトップとしての力を保有していると見ることもできそうです。

とはいうものの、表向きは裏方です。

金与正(キムヨジョン)は兄の金正恩の黒電話ヘアスタイルも決めた!?

父の金正日が亡くなってから金正恩体制になると、2012年に金与正(キムヨジョン)は「国防委員会の行事課長」に就任されます。

「行事課」とは、金正恩の現地視察や行事に全て同行し、管理する秘書的な役割をするところです。

つまり、金与正の仕事は裏方です。

金与正はスケジュールに関するアドバイスだけでなく、なんと金正恩の特徴的な「黒電話ヘア」眼鏡のフレームまでコーディネートしているそうです。

2016年に金与正は「北朝鮮の党中央委員」に就任されます。

この時期には、タバコを吸う金正恩の隣に灰皿を持って待っている姿も確認されています。

というように、金与正は金正恩を支える人という立場をとっています。

出典元:Bloomberg

また、2018年2月の韓国訪問の金与正(キムヨジョン)の外交デビューでのこと。

会談の中で文在寅大統領から

「寒くなかったですか?」

と尋ねられときには、金与正は

「文大統領に気を遣っていただき、不自由なく過ごしました」

と答えたそうです。

さらには、昼食会で金与正は

「大統領が統一の新しい幕を開く主役になって後世に記憶される姿を打ち立てられることを願います」

と文在寅大統領にお世辞とも取れる言葉を笑顔でかけたそうです。

気分がよくなったのか、文在寅大統領は2ヶ月後の2018年4月の「南北首脳会談」では、

「金与正副部長は南ではスターです。ファンクラブもできたかもしれません」

と金与正にを持ち上げました。

韓国政府の高官からも

「口数は多くないが言うべきことをはっきり言う」
「重要な任務を帯びて(韓国に)来て苦労したはずだが、そんなそぶりを見せず、終始笑顔だった」

と好印象だったといいます。

韓国国内でも金与正の印象は清楚で笑顔な女性だと良い方向に受け取られたそうです。

このように、言葉数は多くないが笑顔を振りまき場の雰囲気を和ませる金与正の役割は、外交においては重要なものです。

まさに、「敵地」に乗り込み「敵」を味方に寄りにさせる重要なポジションです。

国内でも国外でも人気なわけですよ。

金与正(キムヨジョン)の毒舌エピソード!

しかし、金与正(キムヨジョン)は強く言うときは遠慮なく言う人です。

それでは、金与正の毒説エピソードをご紹介します。

兄の金正恩に強く言う妹

金与正の夫は北朝鮮のナンバー2の実力者である崔竜海(チェ・リョンヘ)の息子ではないかという噂があります。

現在、崔竜海(チェ・リョンヘ)の息子が夫である可能性は低いと考えられています。

▶︎ 金与正の夫の顔画像や馴れ初めは?子供は何人?

この崔竜海(チェ・リョンヘ)をめぐったエピソードがあります。

それは、2015年10月30日に行われた「労働党中央委員会政治局委員会議」のパーティーでの出来事。

金正恩は酒に酔ったためか、中国との外交問題や発電所の事故などについて、他の幹部の目の前で

「党の責任者として良心があるのか!!」

と崔竜海を叱責したといいます。

これに対して激しいストレスを感じた崔竜海は、帰宅中に車内で脳溢血を起こして倒れてしまったそう。

その後、すぐに金与正(キムヨジョン)は兄の金正恩に

「あなたは相手が倒れるまで懲らしめなければ、自分の苛立ちを抑えることが出来ないのか!!」

と強く抗議しました。

金与正は、しばらく党の業務をボイコットし金正恩に反抗したそうです。

金与正は、独裁者で金正恩の行動を唯一止めることができる存在ということになりますね。

韓国大統領府への批判コメント

2019年12月に韓国大統領府は、北朝鮮のミサイル発射実験に対して深い憂慮と遺憾を表明し、ミサイル発射中止に追い込みました。

金与正は2020年3月に、この韓国大統領府の対応に対して

「低能な考えで驚愕する」

「よその軍事訓練に口出しするとは居直りの極致だ」

「言葉ひとつひとつが完璧にバカだ」

「3歳児と大して違うようにはみえない」

などと強く批判しました。

金与正は韓国に対しては融和的な人物として韓国から評価されていました。

そんな金与正が韓国批判のコメントをしたことから、韓国国内では動揺が広がっているそうです。

普段優しそうな人が、怒ったらめっちゃ怖かったみたいなかんじですね。

金与正は兄の金正恩よりも天才で優秀だった!

出典元:文春オンライン

金与正(キムヨジョン)は、兄の金正恩よりも頭脳明晰で優秀な人物です。

小学生時代〜大学生時代まで

金与正は1987年9月26日生まれで、兄の金正恩は1984年1月8日生まれで、2人の年の差は3歳です。

1996年4月〜2000年末まで、金与正は金正恩と一緒にスイスのベルンに留学していました。

金与正が9歳〜13歳のときですね。

北朝鮮のトップの一族ということを隠して、朝鮮民主主義人民共和国駐在スイス大使館職員の子供として過ごしていたそうです。

「チョン・スン」という仮名を使って。

スイスのベルンでは、中流住宅街の3階建てアパートで2人は生活していました。

2人暮らしということではなく、お手伝いさんのような方はいらっしゃったようです。

金与正は、兄の金正恩よりも成績優秀で、金正恩とは対照的に公立学校にも馴染めていたそうです。

学校では、英語・ドイツ語・フランス語を学んでいたと言われています。

つまり金与正は、朝鮮語・英語・ドイツ語・フランス語の4ヶ国語を話せるマルチリンガルということですね!

金与正は日本語を話せるという噂も….。

 

北朝鮮に戻ってからは一般的な学校には通わず、家庭教師から特別教育を受けていたそうです。

2001年〜2007年(14歳〜19歳の間)に、金与正が何をしていたかは公表されていません。

2007年(20歳のとき)に「金日成総合大学」に入学し、数学と物理が好きだった金与正は「物理学」を専攻されました。

大学に金与正のための『王女様クラス』という特別なクラスが作られていたといいます。

金与正のクラスメートとしてふさわしい5~6人の女性を含む15人が選ばれ、一緒のクラスで勉強するという特殊な方です。

また、教授が金家の自宅に出張授業を行ったこともあったそうです。

勉強ができなくて、母親に軍隊へ送られた兄の金正恩とは違い、妹の金与正は知的なタイプだと分かりますね。

さらに、北朝鮮のブレインとしての成長も期待されていたのではないかと思われます。

社会人になってから


2011年12月(24歳のとき)に金与正は初めて公の場に姿を表すことになります。

父である金正日の葬儀が行われ、このとき金与正が葬儀場にいたことが確認されています。

その後は、

2013年(26歳):朝鮮労働党書記室長に就任

2014年(27歳):朝鮮労働党書記、労働党宣伝扇動部で勤務

2015年(28歳):不明

2016年(29歳):朝鮮労働党の宣伝扇動部副部長に就任、労働党中央委員会委員に選出(党内序列43位)

2017年(30歳):朝鮮労働党中央委員会政治局員候補に選出される(党内序列は25位)

2018年(31歳):朝鮮労働党中央委員会の第1副部長に就任(党内序列は実質2位?)

2019年(32歳):朝鮮労働党政治局員候補に就任&解任&復帰(党内序列は不明だが高い)

2020年(33歳):組織指導部第1副部長に就任(党内序列は不明だが高い)

と順調に重要なポジションにステップアップされています。

 

金与正(キムヨジョン)の性格は優しい?

金与正(キムヨジョン)の人柄の良さが出るエピソードをご紹介します。

2015年5月に、金与正の学生時代の同級生が十数人が謎の失踪をするという事件が起こりました。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によれば、金与正氏の金日成総合大学時代の同級生十数人が、勤務先の平壌の中央機関から一斉に姿を消した。その後、全員が地方に追放されたことが明らかになるが、追放の理由は、ほんの些細な言動だった。

彼らは「金与正は同級生だ」と周囲に言いふらしていたとされる。これが、党中央に報告され、「最高尊厳の同級生であることを軽々しく吹聴するのはけしからん」と見なされたものと思われる。

友達思いの金与正は、追放された同級生たちには「困ったときは私の名前を出して」と言っていたそう。

ロイヤルファミリーとはいえ、友達との関係を大切にする優しい心の持ち主だと分かりますね。

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