恋愛リアリティーショーというジャンルで大人気の「テラスハウス」。
前々から台本やヤラセがあるのではないかと言われていましたが、公式からはそういった裏の話は出ていませんでした。
しかし、2020年7月3日にフジテレビが「番組側が演出を含む全ての指示に従わせる誓約書を出演者と交わしていた」ことが明らかにしました。
今回は、テラスハウス 出演者と交わした契約書の内容についてまとめました。
テラスハウス出演者と結んだ契約書の内容・中身は?
記事によると契約書には、
番組放送に影響を与えた場合、数千万円規模の損害賠償。
卒業するタイミングは制作側の意向に従う。
とあったらしいフジは契約書の開示と、誹謗中傷を起きやすくしたスタッフの指示について説明するべき#木村花#週刊文春#テラスハウス https://t.co/dU1pHLw1Ry
— 白亜ハクア (@hakua428428) July 2, 2020
テラスハウス出演者への契約書には
- 前科・前歴や性風俗産業に関わったことがないこと
- 交際している相手が存在する場合は速やかに告知すること
- 写真週刊誌などの雑誌に口外しないこと
といった内容全28項目が、A4の紙5枚に印刷されていたそうです。
分かっている範囲で契約書の内容を整理していきます。
1つ目は、密着撮影と撮影内容が編集されることについて。
私は、本番組収録前及び本番組収録〇〇中において、貴社らが本△△の製作を円滑に行う上で必要と判断した場合、貴社らの指示に従い、貴社らが指定する医療期間において乱用薬物スクリーニング・乱用薬物検査を受け、その結果をただちに貴社らに報告することに同意します。なお、これらの検査費用の負担は貴社らと相談のうえ決めることに同意します。
私は、検査結果に基づき、貴社らの指示により本番組への出演が取りやめになり、または途中リタイアすることに異議なく同意します。
演出に従うという記述も。
一部分しか見ていないのでなんとも言えませんが、
「テラスハウス」は台本やヤラセがないと思って出演していたということであれば、確かにひどい内容なのかもしれません。
視聴者側もリアルな生活をそのまま収録していると思うならば、出演者に無理をさせているように思いますよね。
見た感じ、契約書は台本や演出ありきのものになっているようです。
ただ、もし台本やヤラセありきの番組だったら、普通の契約書なんじゃないかと思います。
「テラスハウス」が演出に従わせる誓約書と認める
2020年7月3日の共同通信によると、
リアリティー番組「テラスハウス」出演者の木村花さんが、視聴者らから誹謗中傷を受けた後、死去した問題で、番組側が演出を含む全ての指示に従わせる誓約書を出演者と交わしていたことを、フジテレビが3日、明らかにした。
ということです。
2020年7月2日に発売の週刊文春では、フジテレビの遠藤龍之介社長に取材した内容が取り上げられています。
おそらく、7月2日発売の週刊文春を受けて、テラスハウス製作者側が演出を含む全ての指示に従わせる誓約書を出演者と交わしていたことを明らかにしたのだと思います。
もう認めるしかない..というかんじでしょうか。
「テラスハウス」の契約書を交わしたのは事務所?花さん?
一つ分からないと言うか気になったのはテラスハウスへの出演は花さん個人の案件なのかな?
記事中には「花さんがフジテレビ&制作会社と契約書を交わした」的な記述があるけど所属団体や3月まで所属していた芸能事務所とかはどういう立ち位置だったんだろ?
タレントが勝手に出来るモノなのかな?
— くるくるP (@gyahunnn) July 2, 2020
「テラスハウス」の契約書を出演者本人が結んでいたのであれば、「テラスハウス」はヤラセの番組だと分かってる状態です。
一方で、事務所を通して「テラスハウス」の契約書を結んでいる場合は、最悪のケースだと事務所は出演者の花さんに知らせなかったということも可能性としてはあります。
ただ、今回の問題は
- 「ヤラセがない番組」というふうに視聴者は見ていた
- 実際は製作者側のやらせがあった
- 視聴者が誹謗中傷で花さんを追い込んだ
というところにあると思います。
この契約書で花さんがヤラセを理解していたとしても、過度な誹謗中傷があれば、契約書どうこうの話ではないですよね。
視聴者と製作者の認識のズレが一番の問題かなと個人的に思います。