乃木坂46の振付師は誰?振付事件とは?ダンスの振付師一覧まとめ

今や大人気のアイドルグループとなった「乃木坂46」。

もともと、2011年8月に、同じ秋元康さんが手掛けるアイドルグループ「AKB48」の公式ライバルグループとしてデビューした乃木坂46。

2019年10月現在までで24枚のシングルと、4枚のアルバムを発売し、今なお衰えない人気で多くの人を魅了しています。

そんな乃木坂46。彼女たちの楽曲は、彼女たちの個人の可愛らしさや美しさを最大限に生かした振付が施されており、見ている私たちにさらに強く印象を与えてくれていますよね

今回は、そんな乃木坂46の、楽曲の振り付けをしている方々を、一覧形式でご紹介いたします。

目次

乃木坂46の振付師「南流石」と振付事件の関係は?

出典元:livedoor

一人目は、乃木坂46の振り付けにおいて最初期であり、デビュー曲である1stシングル「ぐるぐるカーテン」から5thシングル「君の名は希望」まで振付を担当された南流石さんです。

南流石ってどんな人?

南さんは、乃木坂46だけでなく、大塚愛さんやSMAP、嵐などと多くの有名アーティストに振付を提供する、まさに日本を代表する振付師さんです。

南さんは、幼少期からダンスに熱中し、モダンやジャズ、クラシック、アクロバットなど数多くのダンスを経験し、わずか16歳にダンスの指導者になります。

そののち、オリジナルのダンスのスタイルを確立し、注目を集めます。

その後、南さんは自身が主催するクリエイティブチーム「流石組」を立ち上げ、ダンスだけにとどまらず、様々なクリエイターと共に自身のチームを運営しています。

南流石の振り付けをめぐる事件

南さんの可愛らしいキャッチーな振付で、「可愛い!」という意見が多い中、南さんが手がけた振付に関しては批判も多いようです。

特に批判が多かったのは、2ndシングル「おいでシャンプー」という曲です。

現在公開のMVでは見られないのですが、こちらの曲中に、メンバーが振り付けとしてスカートをめくりあげるシーンがありました。

もともとレースのようなスカートで、下にはいているものはスカートの上から見えているデザインだったのですが、「めくる」という行為自体に批判が集まりました。

当然、ネット上ではまだ乃木坂46が有名になる前だったのにも関わらず大炎上。

振付師であった南さんにも批判が集まりましたが、秋元さんが運営側の責任だと指摘し、テレビ演出のみ振付を変えるという策で乗り切ったようです。

しかし、この事件に関しては「秋元康の自作自演では?」という声も多くありました。

出典元:Twitter

実はこの南流石さんは、秋元さん自身が推薦し、振付を依頼したそうです。

そのため、秋元さんが南さんを庇ったのでは?と言われています。

ですが、乃木坂46の振り付けで「ダサい」というレッテルが貼られているのは、南さんが振り付けた5曲がほとんどです。

対して、乃木坂46の妹グループである「欅坂46」の振付師であり、絶賛の声が多い「TAKAHIRO」さんは、秋元さんが批判した運営の今野さんが推薦した人。

散々今野さんを批判したのにも関わらず、現在ではAKB48の振り付けをTAKAHIROさんに頼んでしまう始末。

まだまだ乃木坂が無名の時期の騒動なので、知らない方も多いのですが、今では大人気のアイドルグループを手掛ける方々なので、これからはこういうことが無くなるといいですね。

乃木坂46の振付師「WARNER」って何者?

出典元:MISFIT LIFE

二人目は、乃木坂46中期を支え、今の人気に火をつけたといっても過言ではない時期の振り付けを担当したのが、WARNERさんです。

WARNERさんは、6thシングル「ガールズルール」から16thシングル「サヨナラの意味」までの間の何曲かを担当した振付師さんです。

WARNERってどんな人?

WARNERさんがダンスを始めたのは、高校生の時。

決して早かった訳ではありませんが、同じく10代の時にロサンゼルスに単身でダンス留学します。

帰国後は、AKB48をはじめ、剛力彩芽さんや安室奈美恵さん、東方神起などの人気アーティストの振り付けを担当する、売れっ子の振付師さんの一人です。

京都出身の彼は、上京する前にロサンゼルスに渡米し、それまで日本では種類やタイプごとに習っていたダンスも、アメリカでは様々な種類がミックスされた形で、WARNERさんは独自のスタイルを確立しました。

そんなWARNERさんが帰国後、東京で多くのアーティストのバックダンサーを務めます。

その中で、宇多田ヒカルさんの伝説的なアルバムと言っても過言ではない1stアルバム『First Love』のツアーの時、「裏方に回ってもいいのではないか?」と思い始めます。

WARNERさん自身が、このツアーを「本当にすごい」と評し、「これを経験したら、次は振付師としてやるべきでは?」と考え、その後は振付師として名をはせました。

実は宇多田ヒカルさんの「ぼくはくま」という曲の振付や演出もWARNERさんがされています。

ちなみに、WARNERさんはダンサーとしてだけでなく、ボーカリストとしての実力も高いです。

一度はEXILEのボーカリストのオーディションの最終選考まで行ったことがあるそうです

ちなみに、WARNERさんが受けたときのグランプリはかの有名なTAKAHIROさんです。

WARNERの乃木坂46振り付けオススメ楽曲

WARNERさんがされた、乃木坂46の振付楽曲で一番のオススメ楽曲は、『裸足でSummer』です。

この曲は、齋藤飛鳥さんが初めてセンターをされた曲で、乃木坂の夏曲と言えばコレ!と言っても過言ではないくらいファンの間でも人気な楽曲です。

特にライブでは、タオルを上にあげてみんなで盛り上がれる楽曲になっています。

この楽曲の振り付けは、WARNERさんが特に苦労した楽曲のようです。

個々が決して難しい動きをしているわけではないのにも関わらず、一見難しそうに見えるこの振り付けは、「カノン」というテクニックを使用しているようです。

この「カノン」というテクニックは、その名の通りパッハベルのカノンのような動きをする振付です。

こちらの動画の3:40あたりからご覧いただければその動きが分かるかと思います。

「カノン」というテクニックを具体的に説明すると、

基本は「同一旋律を複数の声部が一定の時間的間隔をおいて模倣してゆく」もの。それにも2パターンあって、同じ高さの音での場合と、一定の音程距離を保っていく場合とあります。特殊なカノンとして、反行カノンと逆行カノン。また、模倣される主題や音型を変化させていくものもあります。

出典元:Chacott

「カノン」の代表的な例は、「かえるの合唱」の輪唱です。

同じメロディーを少しずつずらして歌うあれですね。

乃木坂46の振付師「LICO」って何者?

出典元:Twitter

三人目は、WARNERさんと同時期に7thシングル「バレッタ」、10thシングル「何度目の青空か?」の振り付けを担当した振付師さんです。

LICOってどんな人?

LICOさんは、もともとHideという名前で活動していた振付師さんでした。

安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんなど有名なアーティストのバックダンサーを担当したこともあったようです。

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振付師だけでなく、「D.P dancestudio」というダンススクールのインストラクターとしても活動されています。

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そんなHideさんは、実はもともと男性の方。

しかし、意識の上では女性という、いわゆる「性同一性障害」というものを抱えていました。

現代におけるLGBTの中に位置し、それを当初悩んでいたようです。

その後、タイにて性転換出術を終え、現在は女性として生活しているようです。

LICOのオススメ振付楽曲

LICOさんが担当している楽曲は少ないのですが、どちらも違った曲調でファンの間では「可愛い」と言われることが多い振付を担当しています。

『バレッタ』のセンターの堀未央奈さん、『何度目の青空か?』のセンターの生田絵梨花さんと、センターを初めて経験するメンバーを中心とした振付を担当されており、新たな魅せ方を追求した振付が印象的です。

その中でも、『何度目の青空か?』はオススメの一曲です。

決して難しい振付ではありませんが、世界観や歌詞に合った、腕を大きく使い、青空をほうふつとさせる見上げる動きなど、素敵な振付がされています。

ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

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