音楽ネタ

石野卓球が天才と言われる理由は?逆にヘンタイという声も!

テクノミュージシャンの石野卓球(いしのたっきゅう)さんをご存知でしょうか?

ピエール瀧さんといっしょに『電気グルーヴ』というテクノユニットを組んでおられます。

石野卓球さんの音楽を聴いた人はみんな揃って、「天才」と彼を称します。

今回は石野卓球さんの「天才」と呼ばれる理由天才エピソードをまとめてみました。

 

石野卓球さんが天才と言われる理由・エピソード

  • 16歳で曲を作ってしまう
  • 歌詞の考え方が一般人とは違う
  • 作る曲は中毒性がありすぎる
  • ライブの雰囲気がヤバい
  • 根から天才でヤバい人
  • 『電気グルーヴ』の人選は勘

 

それでは、詳しく見ていきましょう!

 

石野卓球さんのプロフィール

本名:石野文敏

生年月日:1967年12月26日

出身地:静岡県

ユニット:人生(1985年~1989年)、電気グルーヴ(1989年~)

ユニットでの活動だけでなく、個人での活動もされています。

 

石野卓球さんは若いときから天才

高校性時代に曲を作ってしまう


こちらの動画(音源)は、石野卓球さんが友人の吉野英彦さんと組んでいた『Merry Noise』というユニットで作られた曲です。

しかも1983年、つまり石野卓球さんが16歳の高校生時代に作った曲です。

若いときから、既に天才の片りんが見えていたということですね!

ちなみに、16歳当時に作った曲はラジカセの一発録りだそうです。

高校時代にレコードをリリース

高校生のときに友達を集めて、『人生』というバンドを始めました。

石野卓球さんが歌を歌い、残りのメンバーはステージで踊ったり叫んだり、異色のバンド?活動をされていました。

私のイメージになりますが、ゴールデンボンバーに近いと思います。

そして、インディーズレーベルの「ナゴムレコード」を主催するケラリーノ・サンドロヴィッチ(本名:小林一三)さんから声をかけられ、レコードをリリースしたそうです。

目についてしまうくらい、石野卓球さんのつくる曲やメンバーでつくる雰囲気が目立っていたのでしょうね!

 

石野卓球さんの作る歌詞が天才

よく分からない歌詞

石野卓球さんが作る歌詞は面白くかつ天才的だと言われています。

が、石野卓球さんの曲の歌詞をみたとき、正直意味が分かりませんでした。

例えば、『N.O.』という曲。

今じゃ言えない秘密じゃないけど
出来る事なら言いたくないよ
今話しても しかたが無いし

学校ないし 家庭もないし
ヒマじゃないし カーテンもないし
花を入れる花ビンもないし
嫌じゃないし カッコつかないし

しかた無いなと分かっていながら
どこかイマイチわりきれないよ
先を思うと 不安になるから
今日のトコロは寝るしかないね

学校ないし 家庭もないし
ヒマじゃないし カーテンもないし
花を入れる花ビンもないし
嫌じゃないし カッコつかないし

話すコトバはとってもポジティヴ
思う脳ミソホントはネガティヴ
バカなヤングはとってもアクティヴ
それを横目で舌ウチひとつ

学校ないし 家庭もないし
ヒマじゃないし カーテンもないし
花を入れる花ビンもないし
嫌じゃないし カッコつかないし

これは何を表している歌なんだと、正直意味が分かりません。

しかし、石野卓球さんの歌詞に対する考え方を知って、なるほどと思うようになりました。

それらを紹介していきたいと思います。

音の響きがいい

聴けば意味の通じる「訓読み」のコトバではなく、前後があって初めて意味を成す「音読み」の歌詞を書く。大事なのは音の響き(おとのひびき)ではなく、音(オン)の響(キョウ)なのだろう。

音読みでオンとだけ言っても「音」か「恩」か「怨」か判別不能。だがオンキョウといえば「音響」→「音の響き」のことだと意味が通じる。小学校に戻っていうと、これが音読みと訓読みの基本的な違いだ。そして電気グルーヴの歌詞は、ワンセンテンスだけ取り出してもまったく意味がわからない。だがコトバを重ねていくことで「いい雰囲気」が成立する。意味や真意という明確なメッセージはないだろうが、その曲のムードや作り手のニュアンスは確かに感じられるだろう。

新曲「Baby’s on Fire」はたとえばこんな感じ。

〈もう相当何かが足りません たまりません 至りません
Baby’s on Fire Baby’s on Fire では済みません〉

出典元:Real Sound

つまり、音の響きによる言葉遊び、語感のチョイスが上手だということですね!

聞いていて心地よいものを選べるのは、単純に語彙力があるというだけでなく、音の感覚に長けているからなのかもしれません。


石野卓球さんのツイートでも、言葉の音を大切にしている印象があります。

歌詞を漢字ではなくひらがなを使っていらっしゃいます。

歌詞の考え方が天才

「歌詞カード見ただけで意味がわかるんだったら曲にする必要はない」

「ウチらがやっているのは音楽なので、聴いて意味がある歌詞じゃないと」

つまり、歌詞というものは音楽という服を着て初めて人前に立てる、という考え方をもっておられるということですね。

さらに、『電気グルーヴ』の前のユニット『人生』時代に受けたインタビューでは、

意味を理解できなくても面白いかんじに聴こえる歌詞が今どきだと、要約するとそうおしゃっています。

これは言葉の意味よりも、言葉の音の響きを重視しているということだと思います。

「オールナイトロング」という曲の中で、「キンタマが右に寄っちゃった」っていう歌詞についての石野卓球さんの言葉です。

あれのせいで俺は右寄りのレッテルを貼られてるから。さすがにそれは深読みしすぎだろうっていう(笑)。あるいは、「右に寄っちゃったってことを嘆いている左寄りの思想も読み取れる」とか言われたり、何も考えてないっつうの。 

さらに、歌詞の中に隠れたメッセージを探すことについて、次のように石野卓球さんはおっしゃっています。

自分でも人の歌詞を読んで「これはどういう意味なんだろう?」って考えるけど、作者本人の考えに行き着きたいとは思わないんですよね。別にクイズじゃないんだから、正解を当てるよりも、「こういう意味かな?」「いや、こういう意味かな?」って寄り道をした過程で考えたことのほうが意味がある。で、たとえば本人に訊いて答え合わせをすると実は全然違ったりするんだけど、それはそれっていうか。だから自分が歌詞を書くときも、芯に確実に伝えたい何かがあるというわけではないですね。

つまり、算数的な1つの正解を導くことよりも、自分なりの正解にたどり着くまでの過程を楽しむことに意味があるということですね。

石野卓球さんは、そういう歌詞の意味を考える過程を楽しんでほしいから、歌詞にメッセージを隠さずいろんな解釈ができるように、あるいは全く意味をもたないように、歌詞を考えているんですね。




石野卓球が作る曲は中毒性がある

石野卓球さんの魅力は歌詞だけではありません。

曲が具体的にどうなのかということは音楽素人なのでよく分からないのですが、聴けば聴くほどやみつきになります。

Shangri-La

石野卓球さん自身歌詞を覚えられていない、という噂の電気グルーヴの人気曲『Shangri-La』です。

PVも独特すぎますよね。

私はこの曲を何回もリピートしてしまっています(笑)

ちなみに、このPVの演出はピエール瀧さんだそうです。

関西電気保安協会リミックス


こちらは、関西では聞きなじみのある「関西電気保安協会」を石野卓球さんがリミックスしたものです。

私は関西出身なので「関西電気保安協会」という文字を見れば、「かんさ~いでんきほ~あんきょ~かい」と勝手に脳内再生されるのですが、

その「関西電気保安協会」とは全く違った石野卓球さん好みのかっこいいアレンジになっています。

いや~これはめっちゃ癖になりますね!

 

石野卓球とピエール瀧が作る天才ライブ

中毒性のあるライブ雰囲気

 

曲と曲の間の石野卓球とピエールのMCがお笑いの漫才を見ているようなんですよね。

上のライブの動画を見ていると、MC中ずーっとしゃべってますよね。

私自身、正直会話の内容を理解できていません(笑)

分かる人には分かる。

石野卓球とピエール瀧にしか分かるが、その他の人には伝わらない。

そんなネタを容赦なくライブに来たお客さんにぶつけまくるスタイル。

曲の中毒性と相まって、この石野卓球とピエール瀧のライブは癖になりそうですね。

電気グルーヴLIVEネタ

石野卓球は唯一無二の存在

とあるインタビューで、石野卓球さんは次のようにおっしゃっています。

ユーモアって言っても、とってつけたようなユーモアじゃないと思う。そういうのは逆に鼻につく場合もあるしさ。自分がおもしろいと思えるようなものが結果的におもしろいっていうのがあるんだけど。無理してそういうユーモアを乗せようっていうのは個人の作品とかに関してはないかな。あ、でも電気グルーヴのときは多少そういうものがあるけど。でもだまってても滲みでてきちゃうもんだから。俺、根がふざけた人間だからそういう風になってしまうっていうかさ(笑)

出典元:RED BULL MUSIC ACADEMY

石野卓球さんは自分をただ出しているだけなんですよね。

たぶん、こういうのがおもしろいんでしょ?とウケを狙った作品を石野卓球さんは出していないのだと思います。

曲やライブやTwitterや、石野卓球さんが作りだすあらゆるコンテンツが結果的におもしろいだけ。

まあ、おもしろいというのも、おもしろいと感じる人は笑えるだけで、おもしろいと思わない人にはクスっともこない。

つまり、石野卓球さん自体が、響く人には響く唯一無二のコンテンツだということです。




石野卓球の勘が天才のそれ

ピエール瀧との出会い

石野卓球さんがピエール瀧さんと出会ったのは高校1年生のころ。

石野卓球さんの友達が、ニューウェーブやテクノといった音楽に興味をもったピエール瀧さんを石野卓球さんの家に連れてきたのがすべての始まりでした。

ピエール瀧さんは野球の部活動が終わってから、毎日自転車で45分かけて石野卓球さんの部屋に来ていたそうです。

そのうち、ピエール瀧さんを含める数人で『人生』という名前のバンドを始めました。

高校卒業後、石野卓球の天才的な勘が発動

石野卓球さんは音楽のために東京へ。

たまたまピエール瀧さんは、臨床検査技師の専門学校で東京に来ていたそうです。

で、1989年に『人生』を解散して、続けて『電気グルーヴ』を結成したとき、ピエール瀧さんを勘で誘ったそうです。

ピエール瀧さんを『電気グルーヴ』に誘ったことを、石野卓球さんはインタビューで次のように語っています。

卓球「もう一人キーボードが要るなとか、ギターが要るな、ってメンバーを決めていって、何か一つ足りないな、『あ、瀧だ』っていうことだったのかな。人生のころ、瀧は何もやらないし、デクノボウの代表だったのね。人生から電気(グルーヴ)に変わる時、友だちが俺に『なんで瀧に声を掛けたの?』って聞いたんだって。そしたら俺が『なんか分かんないけど、必要だったんだよね』みたいなことを言ったらしいんですよ、覚えてないけど。自分でもよく分かってなかったんだと思う」

出典元:Yahooニュース

石野卓球さん自身、よくわかんないくらいピエール瀧さんに魅力があったのでしょうか?

まさしく人の才能というか、自分に必要な逸材を見抜く天才的センスが石野卓球さんにはあったのだと思います。

ちなみに、ピエール瀧さんは『電気グルーヴ』に誘われたとき、丁度、専門学校を中退してミュージックビデオなどを手掛ける映像制作会社でアルバイトをしていたそうです。

『Shangri-La』という独特なMVも、ピエール瀧さんの映像制作会社での経験を生かしたものかもしれませんね。

これも何かのめぐり合わせなんですかね。