上野優佳のプロフィール経歴|兄や父親母親(両親)や出身中学高校はどこで転校も!

北京オリンピックでの太田雄貴選手の活躍以来、フェンシングは人気スポーツの1つとなっています。

そんなフェンシングで今注目されているのが上野優佳(うえの ゆうか)さん。

今回は上野優佳さんのプロフィールや、同じフェンシング選手であるお兄さんについてもまとめています!

目次

上野優佳のプロフィールやフェンシングの経歴は?

 

  • 名前:上野優佳(うえの ゆうか)
  • 生年月日: 2001年11月28日
  • 競技:フェンシング
  • 出場予定種目:フルーレ
  • 出身地:大分県
  • 身長:159cm
  • 主な戦績:世界ジュニア選手権(2018年)優勝、世界カデ選手権(2018年)優勝、ユース五輪(2018年)金メダル、アジア選手権(2019年)2位

 

幼稚園でフェンシングに触れ、小学2年生の頃にフェンシングを始めた上原優佳さん。小学生の頃は水泳・中学生の頃は陸上をやっており、元々スポーツ万能だったようです。

幼い頃から2つ上の兄・優斗さんとともに、お父さんが指導しているフェンシングクラブの練習についていくうちに気づいたらフェンシングの世界に入っていました。

当時の様子について、上野優佳さんはこのように語っています。

「遊びがメインで行っていたのに、気づいたらフェンシングをやらされたという感じです(笑)。しかもお父さんが厳しかったので、子どもの頃から相当なハードレッスンでした」

出典元:Yahoo!Japan 東京2020 オリンピック・パラリンピック ガイド

 

小学生の頃からさまざまな大会に出場しており、小学6年生の時にはオリンピック選手の太田雄貴さんが主宰する太田雄貴杯にも出場しています。

当時太田雄貴さんは冗談交じりでが「あの時対戦したら絶対負けていた」と言うほど、上野優佳さんのフェンシングは既に全国に名を馳せていたようです。

小学生の全国大会を3度制覇し、さらに2013年にハンガリーで行われた国際大会で優勝もしています。[quads id=1]

そして中学2年生に初めて出場した全日本選手権(2016年)の際には、決勝トーナメントでロンドン・リオと二度の五輪に出場していた西岡詩穂さんと対戦。

結果は惨敗だったようですが、この試合を通して「強い相手と戦う楽しさ」を知ったそうです。

そんな上野優佳さんが目覚ましい飛躍を遂げたのが、高校を転校・上京後に挑んだ2018年の世界ジュニア選手権(17歳以上20歳以下の選手が対象)での優勝でした。

この優勝は「想定外」だったそうだが、これが後押しとなりラストチャンスだった同じ年の世界カデ選手権(13歳以上17歳以下の選手が対象)でも優勝を飾り、世界ジュニア&カデを制覇する大快挙を成し遂げました。

 

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その後はシニア代表にも選出され、フルーレの種目で世界を舞台にどんどん大会で活躍するようになりました。

ちなみにフェンシングの種目には「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種類あり、特にフルーレについてはこのように解説されています。

フルーレは「優先権」を尊重する種目です。剣を持って向かい合った両選手のうち、先に腕を伸ばし剣先を相手に向けた方に「優先権」が生じます。相手がその剣を払ったり叩いたりして向けられた剣先を逸らせる、間合いを切って逃げ切るなどすると、「優先権」が消滅し、逆に相手が「優先権(すなわち反撃の権利)」を得ることになります。このように、攻撃―防御―反撃―再反撃といった瞬時の技と動作の応酬(剣のやりとり)がこの種目の見どころになっています。

出典元:公益社団法人 日本フェンシング協会 公式サイト

 

2019年のアジア選手権では、上野優佳さんはそんなフルーレの種目で日本女子団体の史上初の金メダルに貢献しました。

 

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2021年の東京オリンピックの出場選手選考はこれからですが、今後の戦績によっては上野優佳さんの代表選出の可能性はあると思われます!

上野優佳の両親(父と母)もフェンシング元選手!実力は?

 

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小さかった上野優佳さんがフェンシングを始めたきっかけ、そしてフェンシングの基礎を学ぶにあたってはご両親の影響が大きいといいます。

お父さんはフェンシングの元国体選手、お母さんもフェンシング元選手でした。

特にお父さんの上野正昭さんは日本代表での指導経験もあり、上野優佳さんがフェンシングを始めた当時は大分・日田で高校教諭として部活動の指導をしている傍ら、地元のクラブで選手強化にも携わっていました。

ご両親の画像や情報は現在明らかになってはいませんが、上原優佳さんの活躍をいつも最前線で見守っているのでしょう。

上野優佳の兄上野優斗のフェンシング実力は?

 

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上野優佳さんの唯一の兄妹、2つ上の兄である上野優斗(うえの ゆうと)さんもフェンシング選手で世界大会の優勝経験もあります。

上野優佳さん同様中学生の頃からその名を馳せていた上野優斗さん。上野優佳さんとともに“上野兄妹”としてフェンシング会では有名だったそうです。

 

高校3年の時にはインターハイ(全国高校総体)の優勝も経験し、卒業後は上京し2018年4月に中央大学に進学しています。

大学進学後は2018年の全日本フェンシング選手権大会で2位、2019年のユニバーシアード(「学生のためのオリンピック」と呼ばれる大会)男子フルーレ個人では銅メダルを獲得しています。

身長が173cmという、フェンシング選手の中では比較的身長が低い上野優斗さんは、「相手が動いたら、その2倍は動く」というフェンシングスタイルなのだそうです。

「動きやスピードでは、絶対に負けないようにしています。相手がファント(前足を大きく前に出して行う攻撃動作)を打ってきたら、僕はロンペ(一歩後ろへ進む動作)を2回。マルシェ(前進動作)→ファントなら、ロンペでダッシュ。高円宮杯でも海外の大きな選手を相手に、『え、なんで点が取れるんだ!?』というスピードを見てもらいたいですね」

出典元:Number Web

 

いつかオリンピックで“上野兄妹”が見られる日が来るのではないでしょうか。

上野優佳の学歴|出身小学校中学校はどこ?

 

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そんな上野優佳さんの学歴についてですが、2008年に別府市立青山小学校(2016年に閉校、現山の手小学校)に入学。

現在の別府市立山の手小学校は、温泉地として有名な大分県別府市の中心地・別府駅の近くにある小学校ですので上野優佳さんのご実家はその付近にあるのではないでしょうか。

その後、2014年に別府市立山の手中学校に入学しています。

友達と体育祭などの学校行事を楽しんだ姿がTwitterでアップされていました。

上野優佳さんは同校を2017年3月に卒業しています。

上野優佳が転校した理由は?高校・大学はどこ?

 

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中学卒業後、上野優佳さんは2017年4月に大分県立別府翔青高等学校に入学しています。

大分県立別府翔青高等学校もまた別府市内にあるので、おそらくそのまま地元の高校に進学したのだと思われます。

しかし、その後1年で同校を転校し埼玉県の高校に転校しています。きっかけはおそらく、練習相手でありお兄さんの上野優斗さんの大学進学です。

上野優斗さんは先ほども触れた通り2018年4月に中央大学に進学しています。

上野優佳さんもこれを機に親元を離れ、世界で活躍できる選手となれる指導を受け更なる成長に努めようと考えました。

出典元:SPORTRAIT

そして数多くの誘いの中から、北京五輪日本代表監督も務めた江村宏二さんが指導する星槎国際高校川口キャンパスへの転校を決意します。

上野優佳さんを指導している江村宏二さんは、「株式会社エクスドリーム・スポーツ」という会社を設立しています。

https://netatori.com/emuramisaki-family/

同社はこの星槎国際高校川口キャンパスや中央大学と提携し、五輪を戦った経験を持つ専門スタッフを集め、選手強化をサポートする事業を行っているのです。

今年2020年3月に上野優佳さんは星槎国際高校川口キャンパスを卒業したばかり。

現在はお兄さんの上野優斗さんと同じ中央大学に入学、法学部法律学科に通っています。

上野優佳のフェンシングの特徴は?【動画あり】

 

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上野優佳さんのフェンシングの特徴と言えばその「冷静沈着な試合運び」と「素早い剣さばき」です。

動画で見るとその様子は一目瞭然です。

どんなに途中相手から追い込まれようと、冷静に対処し反撃することができる集中力を持っています。

また体の柔軟性から生まれるスピードのある剣裁きは、これまで小さなころから積み重ねてきた練習と経験の賜物です。

2019年のアジア選手権の女子団体フルーレを指導をしていた福田佑輔監督も、上野優佳さんについてこのように語っています。

「上野はフィジカルが強いし、精神面も『ベテランフェンサーか?』と思うくらい落ち着いている。最後に入ると緊張するものですが、今回の決勝は、何本か取られながらもそこから気持ちを切り替えて攻撃に転じていた。そこは、他の選手とは違うなと思いました。」

出典元:web Sportivia

 

2021年の東京オリンピックでは上野優佳さんの活躍が見られるかもしれません。

まだまだ成長し続けている彼女を、これからも見守っていきましょう!

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