金正恩の妹である金与正(キムヨジョン)が北朝鮮の次のトップではないかと言われています。
今回は
- 金与正(キムヨジョン)はいつ妊娠&出産、結婚したのか?
- 金与正(キムヨジョン)の子供は何人で性別や画像は?
- 金与正(キムヨジョン)の旦那(夫)は誰?
などの家族について調べてみました。
金与正(キムヨジョン)の子供の性別や画像は?いつ出産した?
上の画像は、2018年2月12日に金与正(キムヨジョン)が韓国を訪問したときの画像です。
細身の金与正にしては、少しお腹がふっくらしています。
このとき妊娠8ヶ月目だったそうですが、お仕事をされていたということですね。
会食の際も身体のことを気遣うように、食べるものも選んでいたといいます。
2018年の3月25日〜28日に兄である金正恩の初の訪中という重要な行事だったにもかかわらず、金与正は同行していなかったそうです。
そして、2018年4月27日の「南北首脳会談」にはお腹も元に戻っていることが確認されています。
これらのことから、2018年3月〜2018年4月中に出産されたと考えられています。
このときに生まれた子供ですが、2人目だそうです。
実は、2015年にも一人目の子供を出産していたのではないかと言われています。
上の画像は2015年3月12日に、金正恩の部隊視察の画像です。
このとき金与正(キムヨジョン)も同行していましたが、お腹が膨らんでいることを悟られないようにゆったりとした服を着ています。
さらに、高いヒールを履くことが多い金与正ですが、この時はかかとの低い靴を履いていたということです。
以上のことから、2015年3月12日には妊娠していたのではないかと言われています。
また、韓国の情報機関からは、2015年5月に出産を控えているという情報が報告されていました。
以上をまとめると、金与正(キムヨジョン)
一人目(27歳のとき)の子供:2015年5月生まれ
二人目(30歳のとき)の子供:2018年3月〜4月生まれ
だということになります。
それでは、次に金与正の結婚と夫について見ていきたいと思います。
金与正(キムヨジョン)はいつ結婚した?結婚相手は誰?
2015年1月ごろに上の写真が公開されました。
画像が荒くて見辛いですが、左手の薬指に指輪をしているのが分かります。
この画像から金与正(キムヨジョン)は、2015年以前には結婚していると言われています。
2015年5月に一人目の子供を産んだとされているので、結婚の時期としては一致しているのではないかと思います。
北朝鮮のトップの一族ですから、さすがにできちゃった婚ではないと思います。
で、金与正の旦那さんですが、2015年4月29日に行われた韓国の国会情報委員会全体会議では、「夫が誰か把握できていない」ということでした。
このとき2つの説が出てきました。
- 北朝鮮ナンバー2である党副委員長の崔竜海(チョ・リョンへ)の次男説
- 金与正の大学の同級生説
この2つの説に1つずつ見ていきますね。
金与正(キムヨジョン)の夫(旦那)は誰?崔竜海(チェリョンヘ)の次男?
上の画像は、北朝鮮のナンバー2の崔竜海(チェリョンヘ)の写真です。
崔竜海(チェリョンヘ)は、最高人民会議常任委員長や国務第1副委員長に就任しており、金正恩に次ぐポジションについています。
2015年1月に崔竜海(チェリョンヘ)の次男である「チェソン」と金与正(キムヨジョン)が結婚した、と中国にある北朝鮮に詳しい機関から情報が流されました。
チェソンの顔や詳しい情報は公表されていません。
2020年5月現在、チェソンは30代後半と言われています。
金与正(キムヨジョン)は1988年生まれで、2020年5月現在32歳です。
年齢を見ると近いですね。
崔竜海(チェリョンヘ)は息子を金与正と結婚させることで、自身が金一族の「ロイヤルファミリー」に入ろうとしたという説もあります。
逆に、金与正が政治に本格的にかかわっていくための布石であるという説もあります。
しかし、2016年4月ごろに、崔竜海(チェ・リョンヘ)党書記の息子と結婚したという説は否定されています。
崔竜海(チェリョンヘ)は素行が悪いことで有名だそう。
ナンバー2の実力者の息子とは言っても、金正恩が妹の金与正をそんな家に嫁にやるとは考えられないとも言われています。
ということで、次に「金与正の大学の同級生説」を見ていこうと思います。
金与正(キムヨジョン)の夫(旦那)は一般男性という説も!
金日成総合大学 pic.twitter.com/dtTSdpYO8g
— mo (@Mohurikoh) May 23, 2019
脱北者で北朝鮮の内部事情に詳しい人によると、金与正(キムヨジョン)が大学に通っているときに、組織で金与正の結婚相手探しがされていたそうです。
金与正は2007年(19歳のとき)に、北朝鮮最高峰の大学である『金日成総合大学』の物理学部に通われていました。
とは言っても、一般的な4年制課程の大学ではなく、金与正のために新設された6ヶ月間の速成課程という特別な課程の大学だったそうです。
この6ヶ月という短期間の間に、家庭環境・学歴・身体という条件から、金与正の夫候補がリストアップされました。
夫候補には3名の男性が選ばれました。
②『金策工業総合大学電子工学部』卒の大学教授
③『金日成総合大学物理学部』の先輩で党組織指導部職員
2015年に金与正が結婚しているという情報が出たときは、「金与正の大学の同級生」が夫ではないかと言われていました。
しかし、上の3名の候補を見ると、大学の同級生はいません。
おそらく、「同じ大学の同級生」ではなく「同じ大学の先輩」の間違いだと考えられています。
つまり、③の『金日成総合大学物理学部』の先輩です。
金与正(キムヨジョン)が通っていた同じ大学で同じ学部の先輩ですね。
で、この夫の名前ですが、韓国の「北朝鮮戦略情報サービスセンター」からの情報によると「ウ・インハク」というそうです。
「ウ・インハク」の情報ですが、
- 1986年生まれ(金与正の2歳年上)
- 父親が地方(黄海北道)の党下級官吏(中堅幹部)の家に生まれ
- 中学卒業時に党組織に入った秀才(幹部候補生にリストアップされていた)
- 総合大に通っていた時に金与正と知り合う
- 『金日成総合大学』卒業後は、『金日成社会主義青年同盟』建設部門の幹部
- 数年後、護衛総局の軍人を務める
- 顔写真などの情報はなし(外交などの表舞台には立っていない)
- 身長は180cmのイケメン
ということで、生まれではなく才能・能力で選んだ可能性が高いですね。
どうやら、夫である「ウ・インハク」に金与正が恋し、結婚に至ったといいます。
実は、金与正は自分の正体を隠して大学に通っていたため、夫の「ウ・インハク」は当時、金与正が北朝鮮のロイヤルファミリーとは知らなかったそうです。
金与正の正体を知ったときの「ウ・インハク」はめちゃくちゃビビったのではないかと思います。
2020年現在は、「ウ・インハク」は党組織指導部に在籍しているそうです。
青年同盟から護衛総局に移った経緯は、おそらく金与正の夫候補として公認された証拠であると考えられています。
金与正(キムヨジョン)の夫はウ・インハクではなくチェ・ソン?
しかし、ここまでの情報がありながら、この情報は確かではないという意見もあります。
また、2020年に再び、崔竜海の次男であるチェソンと結婚しているという報道がありました。
こちらも信憑性は薄いです。
このような話が出るのは北朝鮮の慣習にあります。
徹底的な階級社会である北朝鮮では出身で階層が分けられ、場所や職業も階層によって決まります。
このことから、常識的に考えると「ロイヤルファミリーと一般家庭の人間の結婚」はアリエナイのではないかという考え方です。
なんか最近服屋言ったら金正日の着てるシャツみたいなのがよく売っててそれが最近のオシャレなんだろうけど笑いしか出てこない pic.twitter.com/iQm069cJyY
— 爆弾三勇士 (@MESUDANSHI) April 29, 2020
過去にこんな話があります。
金正恩や金与正の父親は金正日(キムジョンイル)です。
金正日は身分の低い張成沢という男を大変可愛がり、その後に張成沢は金正日の妹である金慶喜の夫になります。
地位としてもナンバー2です。
しかし金正日が亡くなり、金正恩がトップになった後、張成沢は処刑されることに。
金与正とウ・インハクの結婚を最終的に許可したのは、金正恩だと言われています。
ただ仮に「ロイヤルファミリーと一般家庭の人間の結婚」が現時点で成立していも、権力争いによってウ・インハクがナンバー1になることはないでしょうし、将来処刑されるということも可能性としては0ではありません。