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米津玄師が紅白に出ない理由が内村はガセ!紅白欠席に理由はあるの?

米津玄師さんは2018年の「第69回NHK紅白歌合戦」のサプライズ枠で出場されました。

そして、2019年の紅白歌合戦にも出るのかどうかと期待される中、ウッチャンナンチャンの内村光良さんの発言が問題視されています。

その発言で、米津玄師さんは今年の「第70回NHK紅白歌合戦」の出場がなくなってしまったのではないかという’憶測’が広まっています。

しかし、その記事は切り取り方が悪く、解釈の仕方が適切ではありません。

つまり、ガセネタです。

今回は米津玄師さんの紅白欠席についての間違った解釈を正したいと思います。

米津玄師が紅白欠席は内村光良が原因の記事を見てみる

間違った解釈が広がってしまったのは、こちらの記事から。

「現状、米津の紅白出場は発表されていませんが、NHK側はギリギリまで交渉を続けると噂されている。そんな中、米津のあるインタビューがネットを騒がせています。それによると彼は、テレビで少し会話しただけで驚く人がいることに関して、『いやしゃべるだろうがっていう(笑)そういう珍獣みたいな扱いを受けてるのが、ほんとに嫌なんですよね』と語っているのです。具体的な状況は明かしていませんが、昨年の紅白の歌唱後、司会の内村光良が『米津さんがしゃべってる!』と興奮する姿を見せていたため、その言動が紅白の不出場にも繋がっているのではないかとの憶測が浮上しています」(芸能記者)

出典元:livedoor NEWS

どうやら、2018年の「NHK紅白歌合戦」の司会をされていた内村光良さんが

「米津さんがしゃべってる!」

と発言されたせいで、2019年の「NHK紅白歌合戦」がなくなったとこの記事では言っています。

根拠としては、米津玄師さんのインタビュー記事で

「いやしゃべるだろうがっていう(笑)そういう珍獣みたいな扱いを受けてるのが、ほんとに嫌なんですよね」

を取り上げていらっしゃいます。

ただ気をつけないといけないのが、この記事は言葉だけを切り取って紹介しているだけで、前後の話は分かりません。

なので、この切り取りだけを見て「内村が戦犯!」という結論にもっていくのは安易すぎるということです。




内村光良は「米津さんがしゃべってる!」と言った?

そもそもなんですが、内村光良さんは

「米津さんがしゃべってる!」

と本当に言ったのでしょうか?

結論をいうと、本当に言っていました。

こちらの動画をご覧ください。

櫻井翔
「米津さん。初めての紅白、いや本当に引き込まれる歌声と演出でしたけれども、ご自身いかがでしたか、徳島から歌ってみて」

米津玄師
「この場を用意していただいた全ての方に感謝の気持ちを述べたいと思います。どうも本当にありがとうございます。」

櫻井翔、内村光良
「ありがとうございました」

内村光良
「米津さんがしゃべってる!」

櫻井翔
「初めて見た気がしますー」

内村光良
「初めてみたよ俺。すごいな!」

櫻井翔
「ずーっとミュージックビデオで見てましたからね!」

内村光良
「ずーっと、見入っちゃいましたね!」

というように、内村光良さんは「米津さんがしゃべってる!」と実際に発言されていました。

まるで有名人に出会った一般人のような反応ですよね。

内村さんのコメントを聞くと、普段話せない人と話すことができた!という少々興奮気味な様子です。

で、この「米津さんがしゃべってる!」が本当に米津さんの心を傷つけたのかというところに移ります。

悪気がなくても、言われた相手が傷つく言葉であればそれは悪い言葉だったということになりますからね。




米津玄師のインタビュー本文 言葉の真意は?

出典元:Twitter

『いやしゃべるだろうがっていう(笑)そういう珍獣みたいな扱いを受けてるのが、ほんとに嫌なんですよね』

と語ったとされるのが上のインタビュー記事です。

このインタビューは2019年5月発売の「ROCKIN’ON JAPAN 2019年7月号」に掲載されています。

28ページにもおよぶ(米津さんの写真もあり)インタビューがされており、2018年〜の1年半を振り返るというもの。

その一部分(上の画像)がネット上で拡散され、内村光良さんのイメージを悪くさせるような記事が出来上がったのでした。

しかし、米津玄師さん自身、紅白での内村さんの発言を気にしているわけでもないし、「米津さんがしゃべってる!」と言われていることに対して誰かにキレているというわけでもありません。

インタビュー記事では、上のツイートにあるように、ミステリアスなイメージからの脱却のために、最近オープンに振る舞っているという話をされています。

2019年以前の米津玄師さんでは考えられないような、プライベートの変化を述べられています。

今まではあまり外に出なかった米津玄師さんですが、今では友人とお酒を飲んだり、カラオケに行ったり、卓球をやったり。

 

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こういった交流関係をもつようになり、遅れてきた青春を取り戻しているみたいなかんじかもともおっしゃっています。

つまり、米津玄師さんはどんどんオープンになっていると。

このような文脈の中で、インタビュアーの方が

「でも確かにコラボレーションが始まったあたりからずっとそういう開放の季節が続いているね。」

と言いました。

これに対して米津玄師さんは、

まあ、それも反動ですよね。ずっとミステリアスだとか孤独だとか、そういう言葉で片付けられることが多くて。ほんと、それに対して辟易してるんですよ。そういうイメージっていうのが”Lemon”が大きくなったりで、どんどん大きくなっていって。その、謎な人間みたいな。テレビに出て一言しゃべったら『しゃべった!』って言われるぐらい(笑)

いや、しゃべるだろうがっていう(笑)。そういう珍獣みたいな扱いを受けてるのが、ほんとに嫌なんですよね。だからある種、そういう自分を否定するっていうか、そういう側面もあると思うんです。オープンに生きていくってことで、そういう自分を殺していく。で、それはたまたま自分の出自がそういうミステリアスみたいなイメージだったから、その反対側に行ってるだけっていう感じがするというか。

これがたとえばコメディアンとかだと、また逆だと思うんですよね。明るいっていうパブリックイメージに反発するために、裏では暗くなるとか。どっちがどうってわけじゃないですけど、だからそういうイメージに対するささやかな反抗という側面もたぶんあると思います。

まあでも、未だに明るい人間だとは思わないですけどね。自分のことを、感情の交通整理がたまたまうまかっただけなのかなっていう。感情のコントロールが年々うまくいくようになって、今は外に向いているっていう。だから必要とあれば、また元に戻したりっていうのもたぶんできると思うんです。ということなのかもしれないですね。

出典元「ROCKIN’ON JAPAN 2019年7月号」

喋っただけで珍獣扱いされることに対して、米津玄師さんが他人に文句を言っているのではありません。

他人のせいにせず、珍獣扱いされないような自分になろうと自分を変える努力をされているという話でした。

じゃあ、なぜ2019年の紅白に出場しないのか?と疑問に思う人もいるかもしれないので、いくつか推測したいと思います。




米津玄師が2019年の紅白歌合戦に出場しない理由は?

自分の映像が残るのがイヤだから

米津玄師さんは日々、自分を変えていらっしゃる方なので今は分かりませんが、過去には次にようなツイートをされたこともあります。

ツイキャスでの弾き語り生放送、10代の頃からその日限りの過ぎ去ってていくものとして緩くやってたんだけど、最近動画として至る所に残るようになってしまって、もう以前のような形では無理かもなあと感じている。ごめんね。その分ライブで会おうな。

2017.11.26

お茶の間で人気の存在になる前は、ネットの中で人気を獲得していた米津玄師さん。

注目が大きくなるにつれて仕方のないことではありますが、ネット上に録画された動画が残ってしまうことがイヤだと。

だから、紅白歌合戦の出演にも積極的になれなかった。

ただ、「テレビに出ない」と決めているわけではないとも、米津玄師さん自身言っておられます。

テレビ出演のオファーがあり、もしそのオファーが必要だと感じたら出演するというスタンスだそうです。

2018年の紅白歌合戦は、会場出演ではありませんでしたが、徳島で特別な演出で紅白に出場をすることになりました。

米津玄師さんの理論でいくと、2018年は出る必要があったということです。

発表は2018年12月26日とギリギリです。

こちらのツイートによると、

この度、紅白歌合戦に出演させていただくことになりました。

今回歌唱する「Lemon」という曲は、テレビドラマ『アンナチュラル』の為に書き下ろした曲ではありますが、その制作中の12月に祖父が他界し、Lemonの成り立ちに大きな影響を与えました。

それから一年経った今、祖父が暮らした故郷で歌唱することに何か大きな意味があるような気がして、NHKからの提案を快諾させていただきました。

故郷の風景を思い返しながら作った曲がたくさんあります。

朝もやで真っ白になった山脈や、渓流に缶ジュースを投げ込んで探した日をよーく憶えています。

全てがいい思い出ばかりではありませんが、自分にとって切り離せないものであるのは確かです。

Lemonという曲が、自分の手元から離れてとても遠くまで届く曲になってくれたこと、それが祖父のおかげで作れたこと、いろんな意味を込めて故郷で歌えることに感謝したいです。

歌詞を間違えないように気をつけたいと思います。

つまり、米津玄師さんのおじいさんが亡くなられたことに影響を受けて完成した「Lemon」という曲を、おじいさんの故郷で歌うということに必要性を感じたということです。

2018年の紅白は出る必要があったという単なるそういう話だと思います。

2019年は出場する必要がない

こちらの記事によると、

「気になるのは、今年も米津玄師(28)が出場するのかどうかです。12月5日、NHKが定例会見を行い、紅白の担当者が、サプライズでの出演者の可能性について“ギリギリまで精一杯やらせていただきます”と繰り返しましたから、期待が高まります」(スポーツ紙記者)

今や日本ポップミュージック界の“顔”になったと言える米津。NHKサイドとしても、是が非でも紅白に出場して欲しいところだろう。だが、レコード会社関係者はこう話すのだ。

「米津の出演は“100%ない”と言われています。というのも、米津サイドはNHKに対して、“今年は出ません”と明確に伝えているというんです」

出典元:日刊大衆

ということで、2019年の紅白の出演はないとされています。

つまり、2019年の紅白歌合戦は出演する必要がないということです。

おそらく米津玄師さんがプロデュースされた

  • 菅田将暉(『まちがいさがし』)
  • Foorin(『パプリカ』)

が紅白歌合戦に出場することが決定したからではないでしょうか。

NHK側からすると、視聴率のとれる米津玄師さんにはぜひ出てほしいということでしょう。

ですが、米津玄師自身はそこまで自分の存在を「紅白歌合戦」に出す必要はないと考えているのかもしれません。

(追記)2019年の紅白歌合戦に、米津玄師さんが出演されます。