ドラマネタバレ

麒麟がくる第5話のネタバレストーリー(2/16)伊平次が光秀に心を開く!

2020年2月16日放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」5話の放送終了後ネタバレをまとめました。

第5話の「伊平次を探せ」では、「鉄砲」を中心に物語が動き出します。

稲葉山城下で鉄砲を撃つ道三と光秀


1548年稲葉山城下で明智光秀が斉藤道三に、鉄砲の説明をしている。

そして道三の撃った鉄砲が水瓶を打ち砕きます。

光秀は、鉄砲を将軍家が集めていることを伝えます。

しかし戦では、鉄砲を撃った後に次の玉をこめる時間がかかり過ぎてしまい、その間に敵が切り込んできます。

また、玉を打つための火薬は、美濃では手に入らず、すべて堺で渡来のものしか手に入らないことを伝えました。

道三は、それなら何故将軍家は鉄砲をつくらせているのか、それを知りたいものだ、と光秀に語りました。




明智光秀が藤田伝吾から伊平次の話を聞く

明智光秀は、館で鉄砲の図面を書いている。

そこへ家臣の藤田伝吾(ふじた でんご)が呼ばれて、部屋にやってきます。

鉄砲を分解してみたいので、美濃の関にある刀鍛冶(かたなかじ)なら、鉄砲の中を開けて見られるのではないかと相談をします。

伝吾は、自分の知っている刀鍛冶の由蔵の話をしました。

そして先日、刀の研ぎを 由蔵に頼んだ時に妙な話をきいたと報告します。

以前この近くにいて、年中酔っぱらって人に喧嘩をうっていた伊平次のことを話だしました。

伊平次は、刀鍛冶になろうと関に行ったのですが、酒癖が悪くどこの鍛冶屋も長続きせず、近江の国友村に流れていったとのこと。

伊平次はそこで、京のある筋から頼まれ鉄砲を修理したり作ったりしている、との噂を聞いたと話しました。

伊平次の話を聞いた光秀は、馬ですぐに近江の国友村に向かいました。

明智館に京に帰る挨拶に来る駒


稲葉山城から、京に帰ることを報告の為に、明智荘に向かっている菊丸と駒でした。

しかし菊丸は寝違えて首が痛いので早く歩けず、遅いのでここで待っているように駒から言われてしまいます。

そして駒はひとりで明智荘に行きますが、母親の牧から、光秀が近江の国友村に出かけてしまったことを知らされます。

駒は牧に、明日京に帰ることになったことを報告します。

牧から、光秀が3日のうちにはもどると思うと言われるが、駒は寂しそうに笑みを浮かべます。

駒が、本当の気持ちは京に戻りたくない、それは、京は戦ばかりで、美濃にいた方が安心だと言います。

牧はそれを聞いて、美濃も戦ばかりですよ、と答えます。

明智館を出て城に戻る駒を、木に寄り掛かり待っている菊丸。

そこへ駒が戻ってきて、光秀が近江に行ってしまって、会えなかったことを知らされます。




近江の国友村に行く光秀


近江の国友村の刀鍛冶屋を訪れる光秀。

光秀は、関の孫六の紹介状を持ってきていて、鉄砲の事を訊きたい目的で訪れたことを伝えます。

しかし鍛冶屋から、鉄砲については何も話してはいけないことになっていて、その命令は将軍家からであることを告げられます。

また、こちらに伊平次がいると聞いてきたことも尋ねてみたが、それも勘弁してほしいと言われてしまいます。

あきらめて光秀が鍛冶屋を出ると、職人が出てきて、伊平次の居場所を教えてくれるとのことでした。

そして、そのお礼を催促され、お金を払います。

その話では、伊平次は京の本能寺にいて、鉄砲の修業をしているとのことでした。

光秀は、至急稲葉山城に戻り、道三に京へ行くことを報告します。

そして京への旅費の工面をお願いします。

本能寺の門前で三淵藤英と会う

その頃の京は、度重なる戦禍で町人だけでなく、将軍でさえ近江に逃げ出している状態でした。

そんな将軍を、京に呼びもどしたのは有力大名の細川春元(ほそかわ はるもと)でしたが、家臣の内部抗争に手をやいていました。

とりわけ強力な軍事力を持っていた細川家重臣の三好長慶と三好家重臣の松永久秀は、争いを続けていて、春元の足もとも盤石ではありませんでした。

将軍の戻った京は、脆く不安定な勢力に支えられていたのです。

本能寺についた光秀は、門の前で誰も入ることができない、それは足利義輝が来ているとのことでした。

鉄砲を担いでいた光秀は怪しく見えて、そこにいた将軍家奉公職の細川藤孝(ほそかわ ふじたか)から鉄砲を置いていくように言われます。

そして、怪しいものがいれば切って構わないと言われていると脅します。

鉄砲は盗んだのか、それとも誰かを撃てと命じられたのかと詰問され、鉄砲をおいてゆけと言われます。

それで、二人は刀を抜いて戦おうとしていました。

そんな時、そこへ13代将軍足利義輝(あしかが よしてる)が本能寺から出てきて、光秀と藤孝は、刀を納めて膝まずきます。

将軍義輝は、光秀に見事な殺陣さばきだと褒め、鹿島の太刀の使い手とみたがどうかと聞かれ、光秀は、ははっと答えます。

義輝は続けて、やはりそうか、師とよく似た太刀捌きとのことで、同じ流派の切りあいはやめておけと、藤孝に命じて去っていきました。

そこに将軍家奉公衆の三淵藤英(みつぶち ふじひで)が現れ、堺以来の再会をします。

そして細川藤孝は自分の弟で公方様にお仕えしていると紹介します。

気が立っていたのでご無礼をしたと、光秀に頭を下げます。

藤高は同じ流派なので、見事なお手前だと褒め、そして鉄砲はぶっそうなので、持ち歩かないほうがいいと忠告します。

藤英が、この後松永久秀に会うので、一緒に行かないかと誘われます。

しかし光秀は本能寺にいる伊平次に会わないといけないことを告げました。

すると藤英から国友村の伊平次は、本能寺に居ないこと、そして居なくなったことを知らされます。




松永久秀を訪ねる三淵藤高と光秀


松永久秀の陣所に会いに来た、三淵藤高と光秀。

陣所の門番と二人が小競り合っていると、松永久秀が静止を命じます。

しゃっくりを止めるために灸をしていました。

そして、藤高が光秀を改めて久秀に紹介をします。

久秀は、堺で光秀とあったことを思い出します。

久秀は、戦で鉄砲を使うと考えていることを告げます。

藤高から誰に使うつもりなのかを問われて、細川春元ですと答えます。

藤高と久秀は以前から争っている関係だと話します。

それに対して藤高は、京で争い事はしたくないと答えます。

陣所で久秀と光秀が話す


松永久秀が、光秀に何で公方(くぼう・朝廷をあらわします)が鉄砲を集めようとしているのか分かるかと、持っている鉄砲の銃口を光秀に向けます。

そして、鉄砲の弾を受けたら死ぬので、銃口を向けただけで相手は動けない、だから玉が当たるか当たらないかではない、と告げます。

これから戦の有り様は変わる。

敵が鉄砲を何丁持っているかで、戦うか戦わないかを決めるようになると。

また松永久秀は、自分は死ぬのが怖い、だから戦は好んではいないと話します。

それを聞いた光秀は、それでは京は当分平穏である。

そして去年、戦で荒れた京を見て心が痛んだこと。

また美濃も戦で明け暮れているが、負けるわけにいかないので戦うと話します。

そして、戦い終わった後、口に苦さが残ると。

久秀は、ただこの都にも難題が残っていて、まだ言えないが平穏な暮らしはまだまだ先になると語ります。

それから、光秀に伊平次に会いに行こうと誘われます。




京の遊郭で伊平次に会う


久秀は、光秀を遊郭に連れて行き、遊びに興じている伊平次を見つけます。

そして久秀は、伊平次に鉄砲を20丁作って欲しいと頼みます。

伊平次は、面倒くさいと断ります。

その理由は、久秀に頼まれて20丁作れば、三好から30丁、そして将軍家が50丁と言ってくるからだとのことでした。

そして伊平次は光秀を見て、伝吾の裏庭の池に落ちた時に縄を投げて助けてくれた光秀に気づきました。

また、光秀の持ってきた鉄砲に気づきます。

そんな伊平次に鉄砲を解体してほしいとお願いすると、すぐにやりましょうと準備をします。

久秀は、ふたりの関係で何とか鉄砲20丁を伊平次に作ってくれるように頼んでくれと光秀に何度も頭を下げながら、店をでていきました。

伊平次が近くの寺に解体するための道具を預けているので、そこでやりましょうと店を出ていきます。

そして、寺に向かう伊平次と光秀が、その道の途中で駒と東庵とすれ違います。