【紙幣人物一覧】紙幣になった人物歴代まとめ!何をした人なの?

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菅原道真(すがわらのみちざね)

※画像は1930年発行のもの(丁号券)

845年(承和12年)~903年(延喜3年)(享年59歳)。

  • 18歳という若さで今でいう大学生(文章生)になるための試験に合格(祖父が20歳、叔父が23歳で合格)
  • 33歳漢文学・中国史の大学教授(文章博士)になる
  • 37歳で亡くなった父親から私塾を引き継ぐ
  • 学者出身で政治家になる
  • 遣唐使の廃止

優秀だった菅原道真は学者から政治家になったことで、貴族から嫉妬をされるようになります。

そして、藤原時平がありもないような噂を醍醐天皇(当時の天皇)に告げて、菅原道真は九州に左遷されることになりました。

菅原道真が亡くなってからは、都に疫病や落雷、貴族の死などが多くなり、菅原道真の怨霊のせいだと言われるようになります。

その後、947年に菅原道真は「天満天神」として北野天満宮に祀られるようになりました。

現在では、菅原道真の家系に学者が多かったことや菅原道真自身が優秀であったことから、「学問の神様」として信仰されています。

その他にも「免罪の神様」や「雷神」、「農耕神」としても有名です。

ちなみにですが、菅原道真を祀る神社は全国に11000社以上あるとのことです。

武内宿禰(たけのうちのすくね)

※画像は1888年発行のもの(改造券)

「日本書紀」では武内宿禰、「古事記」では建内宿禰記されています。

302年生まれ。

記録の年齢が現実的であることから、実在する人物という説が有力だそうです。

24歳で大臣となってからは、景行天皇・成務天皇・仲哀天皇・神功皇后・応神天皇に仕えてました。

お札にもなっている「神功皇后」ともかかわりのある人物なんですね。

ちなみにですが、武内宿禰の印刷されたお札はは1889年~1958年までの128年間も発行され続けました。

この128年間というのは、お札の肖像に使われている人の中では最長です。

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